大谷翔平が語った投手復帰への道「最短で帰れるように」 思い描くPSでの先発マウンド「もちろんイメージはしてます」「4枚目以降は誰か分からない」
◆米大リーグ ロッキーズ5―11ドジャース(17日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(32)が17日(日本時間18日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の2打席連発となる28、29号を含む今季最多の4安打3打点の大暴れでチームの連敗を「2」で止めることに貢献した。
この日の試合前には左膝痛からの投手復帰に向けてキャッチボールを行った。14日(同15日)には23日ぶりのブルペン入りで34球を投げるなど、7月3日(同4日)の本拠地・パドレス戦を最後に遠ざかっている実戦マウンドへ歩みを進めており「翌日(の体の反応)も良かったですし、明日また様子を見て良かったらブルペンやりたいと思っているので、一歩一歩進んでいきたいと思っています」とし、今後のステップにスムーズに進めそうかと聞かれると「そのために慎重に進んできてはいるので、最短で帰れるようにはしたいと思っています」と力を込めた。
ポストシーズンでの先発マウンドに向けては「もちろんそれはイメージしていますし、ただ先発の数も多くいますし、誰がポストシーズンで先発するかというのは特に4枚目以降は分からない状態ではあると思うので。まずはシーズン中のここからあと1か月ちょっとですかね。どこまで投げられるかというのを自分とチームと確認する期間だと思うので、しっかり自分のパフォーマンスを出せればいいんじゃないかなと思ってます」と語った。
この日、試合では1発目を得意の菅野智之投手(36)との日本人対決で放った。4点リードの5回先頭で迎えた第3打席。1ストライクからの2球目、低めの89・9マイル(約144・7キロ)カットボールを捉えた。打球速度105・5マイル(約169・8キロ)、角度26度、飛距離428フィート(約130・5メートル)で左中間スタンドの最前列に5試合ぶりの28号ソロが着弾。標高約1600メートルで打球が飛びやすく「打者天国」と呼ばれるクアーズフィールドで驚異の伸びを見せた。
菅野には試合前の時点で3本塁打を含む日米通算10打数7安打の打率7割と抜群の相性を誇っていた大谷。初回先頭の第1打席ではスプリットで一ゴロに倒れていたが、3回1死の第2打席では二塁内野安打で2点目の起点となっていた。5回の一撃で対菅野は4本目、同打率は6割9分2厘となった。
2本目は6点リードの6回2死三塁で迎えた第4打席。ファンから「MVPコール」が起きる中、右腕メヒアの4球目、83・8マイル(約134・9キロ)スイーパーが真ん中高めに入ってきたところを完璧に振り抜いた。打球速度106・8マイル(約171・9キロ)、角度31度でセンター右の自軍ブルペンへ。救援右腕ハートがキャッチすると、ピョンピョン跳びはねて大興奮した様子だった。今季初の2打席連発となる29号2ランは飛距離452フィート(約137・8メートル)の“今季最長不倒”だった。日本人選手初の6年連続30本塁打に王手をかけた。8回にも中前打でレギュラーシーズンでは24年9月27日(同28日)の敵地・ロッキーズ戦以来となる4安打。打率2割9分5厘とした。
