復興のシンボルが転売ヤーたちの食い物に...世界初「ポケモン空港」で転売ヤーたちが荒稼ぎしている

写真拡大 (全3枚)

開港1週間で前年同期比4倍の来場者数に

ポケモンとのコラボグッズを目当てに観光客が大勢来てくれれば、能登の復興に繋がるはずです。それだけに、限定グッズを買い占める転売ヤーの存在は許せません」(石川県在住の30代女性)

世界で初めてポケモンの名を冠した「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」(能登空港)が7月7日に開港した。ターミナル内外がポケモンのキャラのイラストや人形でジャックされ、ここでしか買えないピンバッジなど限定グッズも販売。開港1週間の来場者数は、前年同期比4倍の1万9548人を記録した。

順調な滑り出しを見せる一方、現地は転売ヤーの来襲に悩まされているという。

「開港初日の夕方から、フリマサイトで『能登限定』と銘打たれたポケモンオリジナルグッズの転売が相次いでいます。定価330円のステッカーや990円のピンバッジが、1万円を超える値段で出品されていました。空港のグッズショップは『1商品1点まで』とする購入制限を急遽設けるなど、転売ヤー対策に追われています」(能登空港関係者)

対策は効果を上げているのか。7月下旬、FRIDAY記者は現地に足を運んだ。開港から2週間が経ったこの日も、空港は多くの家族連れで賑わっており、グッズショップの前には、オープンを待つ数十人の来場客が行列を作っていた。小学生の子供を持つ30代の夫婦が言う。

「息子がポケモン好きなので、夏休みを利用して能登に来ました。ただ、いざショップに入ると、キーホルダーや缶バッジなどほとんどのグッズが品切れになっていて……。息子は『ポケモンの限定キーホルダーがほしい』と言っていたので、なだめるのが大変でした。子供たちのためにも、転売ヤーによる買い占めを阻止してほしい」

復興のシンボルが、転売ヤーたちの食い物にされてはならない。

『FRIDAY』2026年8月21・28日合併号より