15日、インドネシア・東ヌサトゥンガラ州で、地震で崩れた建物を調べる救助隊員(同国救助当局提供、ロイター=共同)

 【ジャカルタ共同】米地質調査所(USGS)によると、15日午前5時58分(日本時間同6時58分)ごろ、インドネシア・東ヌサトゥンガラ州フロレス島の沖合で、マグニチュード(M)7.7の地震があった。国家災害対策庁などによると、47人が死亡した。けが人もいる。同島では約1.6メートルの津波を観測した。

 住宅340戸以上に加え、教育施設87カ所、医療施設18カ所にも被害が出た。損壊した建物に閉じ込められている人が複数おり、死者数が増える可能性がある。

 ロイター通信は当局者の話として、土砂崩れにより道路が寸断され、救助隊が船で震源地近くの地区へ向かったと報じた。

 国家捜索救助庁が公開した映像では、地震の影響で港の建物やモスク(イスラム教礼拝所)が損壊してがれきが散乱するなど、複数の被害が確認できた。地元メディアは、複数の住宅が被害を受け市民らがパニック状態になったと伝えた。

 在インドネシア日本大使館によると、日本人の被害は確認されていない。日本の気象庁によると、この地震による日本への津波の影響はない。

15日、インドネシア・フロレス島沖での地震後、SNSに投稿された崩壊する建物の様子(ロイター=共同)