「まさか僕がJ1で…」JFL出身25歳がJ1デビュー即アシスト!! 新加入の柏で適応力示したMF弓場堅真「ひたむきさは自分の良さ」
[8.14 J1第2節 東京V 1-3 柏 MUFG国立]
JFLから地道に這い上がってきた25歳が、聖地・国立競技場でのJ1デビュー戦でいきなり結果を出した。
柏レイソルMF弓場堅真はJ1第2節・東京V戦の後半34分、左ウイングバックで途中出場すると、同37分に的確なラストパスでMF久保藤次郎のゴールをアシスト。「パッと前を見たら藤次郎くんが見えて、通ってくれと」。ウイングバック同士の連係でダメ押しゴールをもたらした。
この場面の弓場は左ウイングバックの定位置ではなく、中央寄りの高い位置にポジションを取っていた。直前に一度は背後にフリーランを仕掛けたが、そこで元のポジションに戻るのではなく、周囲の立ち位置から別のスペースに向かうという判断が効いた形だ。
「一回背後を取りに行って、(ボールが)出てこなかったので。そういうタイミングでは『(サイドに)張らずに中に入って行け』と監督から言われていた。その習慣が結果につながったのかなと思う」
「アクションを起こしたらそのまま動き続ける、一つで終わらないというのは常に言われている。背後を取りに行って、出なかったら次のプレーというふうに意識していたらボールがたまたま来たという感じです」
こうした判断はこれまでのキャリアで身につけてきた高い戦術理解度の賜物だ。
弓場は2023年、JFLのHonda FCで社会人キャリアをスタートさせた遅咲きのMF。24年には当時J3だったFC今治に移籍し、Jリーグデビューを果たすと、25年にはJ2昇格に導き、今年上半期のJ2・J3百年構想リーグはサガン鳥栖でプレーしていた。
この日は社会人5年目でのJ1デビュー戦となった。初アシストにキャリアの積み重ねを込めた弓場は「出したら走る、一つ動いて出てこなかったらもう一回というのをずっと鳥栖の時も今治の時もやってきて、それが僕の良さ。それが結果的にいいほうに出たかなと思う」と胸を張った。
育成年代では浜松開誠館高時代2年時に“裏選手権”日本一、3年時に全国選手権初出場に導き、国士舘大でも4年時に総理大臣杯制覇という実績を持つ弓場。チーム成績とは裏腹に遅咲きのキャリアを過ごしたこともあり、国内トップカテゴリを踏み締めた実感はひとしおだった。
「いやもう、まさか僕がJ1でデビューできるなんて……去年の自分は(J1デビューできると)思っていないので、めちゃめちゃ感慨深いです」。ここまで這い上がってきた秘訣は「ひたむきにやり続けること」だった。
「今治で試合に出られない時期もあったし、そういう時にもブレずに初心に戻ってプレーしていた。そういうところも評価しているとスタッフの方から直接言われたこともある。こういうところにつながったことで、ひたむきさは自分の良さなのかなと思っています」
それでもJ1デビューという通過点を経て、新たな野心も芽生えたようだ。「でも、これまで築いてきた僕のサッカーストーリーみたいなものをもっともっと濃いものにしたいなとさらに思いました」。¥この先にはJ1初先発、レギュラー定着などさらなるミッションが待ち受けている。
「もっともっと試合に絡んで、もっと監督からの信頼を得て、スタメンで使ってもらえるようにちょっとずつやっていきたい。チャンスは急に来るんで、その時に結果を出せるように日頃から良い準備をしていきたいです」
地道な積み重ねの先で掴んだ約15分間のJ1デビューと初アシスト。この先も変わらぬ姿勢で日々を過ごし、ACLE挑戦も控える歴史的なシーズンを戦い抜く構えだ。
(取材・文 竹内達也)
JFLから地道に這い上がってきた25歳が、聖地・国立競技場でのJ1デビュー戦でいきなり結果を出した。
柏レイソルMF弓場堅真はJ1第2節・東京V戦の後半34分、左ウイングバックで途中出場すると、同37分に的確なラストパスでMF久保藤次郎のゴールをアシスト。「パッと前を見たら藤次郎くんが見えて、通ってくれと」。ウイングバック同士の連係でダメ押しゴールをもたらした。
「一回背後を取りに行って、(ボールが)出てこなかったので。そういうタイミングでは『(サイドに)張らずに中に入って行け』と監督から言われていた。その習慣が結果につながったのかなと思う」
「アクションを起こしたらそのまま動き続ける、一つで終わらないというのは常に言われている。背後を取りに行って、出なかったら次のプレーというふうに意識していたらボールがたまたま来たという感じです」
こうした判断はこれまでのキャリアで身につけてきた高い戦術理解度の賜物だ。
弓場は2023年、JFLのHonda FCで社会人キャリアをスタートさせた遅咲きのMF。24年には当時J3だったFC今治に移籍し、Jリーグデビューを果たすと、25年にはJ2昇格に導き、今年上半期のJ2・J3百年構想リーグはサガン鳥栖でプレーしていた。
この日は社会人5年目でのJ1デビュー戦となった。初アシストにキャリアの積み重ねを込めた弓場は「出したら走る、一つ動いて出てこなかったらもう一回というのをずっと鳥栖の時も今治の時もやってきて、それが僕の良さ。それが結果的にいいほうに出たかなと思う」と胸を張った。
育成年代では浜松開誠館高時代2年時に“裏選手権”日本一、3年時に全国選手権初出場に導き、国士舘大でも4年時に総理大臣杯制覇という実績を持つ弓場。チーム成績とは裏腹に遅咲きのキャリアを過ごしたこともあり、国内トップカテゴリを踏み締めた実感はひとしおだった。
「いやもう、まさか僕がJ1でデビューできるなんて……去年の自分は(J1デビューできると)思っていないので、めちゃめちゃ感慨深いです」。ここまで這い上がってきた秘訣は「ひたむきにやり続けること」だった。
「今治で試合に出られない時期もあったし、そういう時にもブレずに初心に戻ってプレーしていた。そういうところも評価しているとスタッフの方から直接言われたこともある。こういうところにつながったことで、ひたむきさは自分の良さなのかなと思っています」
それでもJ1デビューという通過点を経て、新たな野心も芽生えたようだ。「でも、これまで築いてきた僕のサッカーストーリーみたいなものをもっともっと濃いものにしたいなとさらに思いました」。¥この先にはJ1初先発、レギュラー定着などさらなるミッションが待ち受けている。
「もっともっと試合に絡んで、もっと監督からの信頼を得て、スタメンで使ってもらえるようにちょっとずつやっていきたい。チャンスは急に来るんで、その時に結果を出せるように日頃から良い準備をしていきたいです」
地道な積み重ねの先で掴んだ約15分間のJ1デビューと初アシスト。この先も変わらぬ姿勢で日々を過ごし、ACLE挑戦も控える歴史的なシーズンを戦い抜く構えだ。
(取材・文 竹内達也)

