夏に増える「ドライアイ」 対策のポイントは…“涙” エアコンの直射を防ぐことも有効
エアコンが効いた室内で過ごす時間が多くなる夏。
実は、目の不快感などを感じるドライアイを訴える人も多くなります。
なぜ増えるのか、対策のポイントを取材しました。
札幌市内の眼科クリニックです。
目の診察を受けているこちらの男性。
ある悩みがあるといいます。
(患者)「実感はありましたけど、深刻ではないので、すぐ病院に行こうとは思っていなかったんですけど。乾燥してもう目薬をさしたいっていう気持ちになることが時々あります」
涙の量をはかる検査をしてみると…
正常な場合は「10」の目盛まで涙がしみこむのですが、ちょっと少なめの「8」を示していました。
(長内眼科 長内一院長)「スマートフォンが見づらい、目がしょぼしょぼするのはやっぱりドライアイの症状だと思いますので。目薬を出しますので」
診断の結果は、目の不快感や見えにくさが生じる「ドライアイ」でした。
ドライアイは空気が乾燥する冬に多いのですが、最近は夏でも症状を訴える人が増えています。
なぜなのでしょうかー
(長内眼科 長内一院長)「熱中症対策といって北海道でも使われなかったエアコンが多く使われるようになって、そうすると目が乾きやすくなってくる」
夏はエアコンが効いた乾燥した室内で過ごしがちです。
そのため、目が乾燥してドライアイが悪化する恐れがあります。
対策のポイントは「涙」にあるといいます。
(長内眼科 長内一院長)「涙は水とあぶらとタンパク質でできているので、そのあぶらの成分が重要なんですよね。目の表面が水の上にあぶらが乗っかるような形になって、(涙の)蒸発が防げるんですね」
目の周りを温めることで、涙に含まれるあぶらの分泌を促せるといいます。
目を温めるアイマスクのほか、手で覆うだけでも効果があります。
(友保記者)「手で押さえるだけでじんわりと温まる感じがあります。道具がなくてもできていい」
さらに、よく睡眠をとることや、メガネをかけることでエアコンからの乾燥した空気の直射を防ぐため、対策として有効だといいます。
パソコンやスマホでただでさえ目を酷使しがちな現代人。
夏にはより一層ドライアイを防ぐ意識が必要です。
