TikTokでものを買う人が急増中、2026年上半期だけで前年比92%増の約80兆円

2026年上半期に「TikTok Shop」でユーザーが支払った金額が前年同期比で92%増加という驚異的な成長を見せていることがTikTokに関するレポートから判明しました。今後も成長は続き、2026年末までに倍増すると推定されています。
TikTok Shop in the U.S. H1 2026
https://momentum.asia/insights/detail/tiktok-shop-in-the-us-h1-2026
https://mashable.com/tech/tiktok-shop-50-billion-six-months
TikTok Shopに特化したリサーチツールの「Tabcut」と調査会社のMomentum Worksのレポートによると、TikTok Shopは急速な世界展開を続け、2026年上半期の流通総額(GMV)が前年比92%増の推定503億ドル(約8兆円)に達し、通年では1000億ドル(約16兆円)を超える見込みであるとのこと。

アメリカではGMVが前年比103%増の118億ドル(約1兆8800万円)と倍増しており、インドネシアを抜いて世界で最大のTikTok Shopの市場となりました。アメリカのTikTok Shop上には135万の店舗と2000万人のインフルエンサーが存在しているそうです。
中国や東南アジアではプラットフォーム全体のGMVに占める割合が大きいわけではなく、ライブ配信がGMVの多くを占めています。一方でアメリカでは少し異なっており、GMVの流入元としては Shopが最大となり、その割合は51.4%まで上昇しました。一方、「Video」は40.4%、「Live」は8.2%まで低下しています。動画は依然として商品の発見を促す重要な役割を果たしていますが、最終的な購入の多くは「Shop」を通じて行われていることが報告されています。
一方で、アメリカの市場調査・分析会社であるハリス・ポールが2026年5月に公開した調査結果では、Z世代の63%が「TikTok Shopで商品を購入するのをやめた」と回答しています。その背景には、TikTokの商業化が進む中で、プラットフォームへの不満が高まっている可能性や、モノよりも体験を優先したいという願望などを反映している可能性を、調査データを公開したeMarketerは指摘しています。
