「BRUNO」ブランドはデザイン性と機能性で人気(同社公式サイトより)

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 スタイリッシュなキッチン家電やインテリアアイテムなどで知られるブランド「BRUNO(ブルーノ)」やトラベルブランド「MILESTO(ミレスト)」を展開するBRUNO株式会社(東証グロース・証券コード3140)の2026年6月期通期決算が公表され、同時に増配が発表された。

【写真】スタイリッシュなデザインが話題となっているコンパクトヘアドライヤー

 同社の決算発表によると、売上高は128億7700万円と前期比11%あまり減少したものの、これは売上規模の拡大から「ブランド力と収益性重視」へと舵を切ったためであり、利益率が高い商品へ集中させるなどした結果だという。実際に、連結営業利益は5億6700万円と前年比29%増、経常利益は4億3600万円と前年比33%増となり、"収益体質"が強化された。

 さらに、会計上の一時的な要因ではあるものの、今期は繰延税金資産の計上が加わった結果、当期純利益は8億1800万円と過去最高の数字となった。

 投資家にとって収益力とともに関心が高いのが、増配だろう。今期は「1株あたり11.5円」と、従来の4.0円から3倍近くの大幅な増配となった(基準日:2026年6月30日)。この「11.5円」も、同社として過去最高の数字となる。

 BRUNOといえば、最近ではシリーズ累計12万個を突破したデザイン性が高いケトル「ステンレスデイリーケトル」がリニューアルして発売されたり、この7月からBRUNO・MILESTO両ブランドでフランス・パリに期間限定ショップを展開(9月12日まで)するなど、国内外で着実にファンを増やしている。特に海外チャネルの拡大は同社にとって注力ポイントとなっており、その成長はカギとなりそうだ。

 今期の好決算を、さらなる飛躍につなげられるか。消費者も投資家も注目している。