水面から姿を現した第二次世界大戦時のドイツ軍艦の残骸(11日、セルビアで)=AP

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 【ジュネーブ=船越翔】猛烈な熱波の影響で欧州10か国を流れるドナウ川の水位が大幅に下がり、川底からマンモスの骨や沈没船が見つかった。

 欧州メディアは「熱波がもたらした意外な発見」と伝えている。

 AFP通信によるとブルガリア北部で7月末、住民が露出した川底から動物の骨を発見した。専門家は、氷河期に生息したケナガマンモスの骨の可能性が高いと判断した。骨の保存状態は良好で、川底にほかにも骨がないかを確かめる調査が行われるという。

 クロアチアの地元メディアは7月下旬、東部を流れるドナウ川に沈んでいた船が姿を現したと伝えた。1937年に航行中の事故で沈没したハンガリーの貨物船とみられ、地元市長は「川の遺物を記録する絶好の機会だ」と語る。

 ハンガリー首都ブダペスト周辺では、第二次世界大戦中のドイツ軍のオートバイも見つかった。欧州では依然として厳しい熱波が続き、ドナウ川の水位がさらに下がる可能性が指摘されている。