アジア杯までの続投が決定した森保監督。(C)SOCCER DIGEST

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「どうもスッキリしない」

 森保一監督の続投決定に、そんな思いを抱くファン・サポーターは少なくないのではないか。話題性に乏しい監督人事について、識者の河治良幸氏は「少し視野が狭くなっている」と持論を展開した。

「(森保監督の続投は)もちろん選択肢として十分ありです。森保監督が失敗したとは思っていません。ただ、最初から続投ありきで話が進んでいるように映ります。外国人監督という選択肢を早い段階で外しているように見えますし、『Jリーグや育成を知っている人でなければならない』という考え方に寄りすぎて、本来検討できたはずの選択肢を狭めている印象があります」
 
 一方で、外国人監督の招聘には現実的なハードルもある。世界的な指導者を招くには多額の資金が必要であり、日本サッカー協会(JFA)にその余力があるかは不透明だ。また、森保監督の続投は、これまで築いてきたチームづくりや強化方針を維持する「継続路線」を重視した判断とも言える。そうした安定性を優先した結果、JFAが大きな路線変更を避けたとしても不思議ではない。

 もっとも、その継続路線が監督選考の幅を狭めたとの見方があるのも事実だ。森保監督の続投という決断が正しかったのか--その評価は、まず来るアジアカップで問われることになる。結果次第では、今回の判断が成功だったのか、それとも別の選択肢を探るべきだったのか、改めて議論されるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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