今田美桜の大誤算にテレ朝が”大焦り”…「朝ドラ女優」起用作が伸び悩む”たった一つの理由”

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テレ朝夏ドラマに「朝ドラのヒロイン3人」出演

7月期の民放各局のドラマが出そろったが、平均世帯視聴率トップは、7月26日に放送された堺雅人(52歳)主演、3年ぶりの続編となるTBS系日曜劇場『VIVANT』が18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でダントツのトップだった。

「『VIVANT』は、このところ10〜11%台のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』をも大きく上回っています。TBSは蒼井優さん(40歳)の18年ぶりの民放連ドラ主演作となった『Tシャツが乾くまで』が放送回を重ねるごとに話題になり、視聴率もジワジワ上昇。TBSが圧勝ですが、テレビ朝日のドラマは視聴率2番手争いに参戦。日本テレビとフジテレビのドラマが最下位争いを繰り広げています」(テレビ局関係者)

そんな状況になった要因は、テレ朝のキャスティングの「豪華さ」だろう。特に今期に関しては、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)で主演を務めた女性俳優を3人も主演に起用しているのだ。

まず、火曜午後9時枠は、『あんぱん』('25年)に主演した今田美桜(29歳)が主演の『クロスロード〜救命救急の約束〜』。今田演じる救命医と救急隊員、警察官、それぞれの青くて熱い正義が交差する医療ドラマだ。

今田と趣里のテレ朝初主演作も話題

水曜午後9時枠は、『ゲゲゲの女房』('10年)に主演した松下奈緒(41歳)が大森南朋(54歳)、嵐・相葉雅紀(43歳)とトリプル主演の『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜Season2』。

昨年シリーズ第1作が放送された、'09年に警視庁に新設された「捜査支援分析センター(SSBC)」に初めてスポットを当て、SSBCに新設された別班「SSBC強行犯係」と、それを取り巻く人々の活躍を描くドラマの続編だ。

そして木曜午後9時枠が、『ブギウギ』('23年)に主演した趣里(35歳)が主演の『大空港〜GATE24〜』。空港を舞台に、趣里演じる鋭い観察眼を持つ税関職員ら、各省庁から寄せ集められたメンバーで構成される新設チームが、日本の平和と安全を守るために奮闘する姿を描く。

今田と趣里は、今作がテレ朝の連ドラ初主演となった。

8月7日までの放送を終えた段階での3作の世帯視聴率の推移だが、『クロスロード』は7.2%、7.2%、6.3%、5.0%、5.7%。

『大追跡』は7.3%、5.7%、7.7%。前回より1.6ポイントダウンした第2話の裏番組は、TBS系で12.4%を記録したバレーボール『ネーションズリーグ』男子日本代表の準々決勝・中国戦だった。

『刑事7人』を復活させたいテレ朝

『大空港』は10.7%、9.7%、9.1%。『VIVANT』以外では唯一の2ケタ超えで、今期ドラマの世帯視聴率2位の座をキープしている。

「趣里さんといえば、ドラマ初回放送前日の7月22日に『文春オンライン』で、夫で歌手・俳優の三山凌輝さん(27歳)の不倫をスクープされるという運の悪さ。それでも放送当日の朝からテレ朝の情報番組に生出演し、気丈に番宣をこなしていました。決して同情票が集まっているわけではないのでしょうが、空港の裏側という、これまであまり映像作品で題材にならなかった世界に踏み込んでいることから、興味を持った視聴者も多いのでは。朝ドラ後初の主演ドラマとなったカンテレ・フジテレビ系『モンスター』('24年)は全11話平均で5.6%でしたから、放送時間帯は違いますが、作品がハマって大きく数字を伸ばしました」(芸能記者)

『大追跡』は昨年放送された前作が全9話平均8.5%だったこともあり、今作もそれ以上の伸びは期待できないようだ。

「結局、毎回やっていることは同じです。地道な追跡調査をして事件を解決する1話完結のスタイル。固定ファンはいると思いますが、もう少し続編までの間隔を空けるべきだったのでは。とはいえ、テレ朝としては、少年隊の東山紀之さん(59歳)主演の『刑事7人』を復活させたいのですが、東山さんは旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の社長として、創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題の被害者への補償業務に忙殺されていました。そろそろその業務も一段落したため復帰はあると思いますが、早くても来年秋以降でしょう」(テレ朝関係者)

今田が日テレから受けた「厚遇」とは

松下に関しては、同局系の米倉涼子(51歳)主演の人気医療ドラマシリーズ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』のチームが手がける10月期放送の新たな医療ドラマに主演するとの一部報道も。テレ朝の御用達俳優になりそうだ。

そして、今田のドラマは5話中2話が5%台を記録するなど、やや「右肩下がり」だ。

「今田さんをはじめ、自分の信じる正義を貫くために融通の利かない言動ばかりで、常に仕事のことを考えている主要キャストばかり。それでも最後は結局ハッピーエンドを迎えるという、まるで勧善懲悪のストーリーでした。

飽き始めた視聴者も多いのではないでしょうか。もっと今田さん演じる救命医の主人公をクローズアップし、その成長を描いた方が視聴者も共感できたはずです。おそらく、テレ朝にとっても今田さんの事務所にとっても誤算だったのでしょう。そして何より、今期はTBSのドラマが強すぎました……」(前出の記者)

今田は今作でテレ朝のシリーズ化に向けて尽力しているかと思いきや、10月期の日テレ系ドラマ『メリーベリーラブ』に韓国の俳優チ・チャンウク(39歳)とダブル主演することが発表された。

同ドラマは動画配信サービス・Disney+での配信も決定しているというから、テレ朝のドラマ以上の厚遇だったことは想像に難くない。

今田へのテレ朝からの主演オファーは、今作が最初で最後になるかもしれない。

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