JRT四国放送

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毎日、暑い日が続いていますが、この暑さにうんざりしているのは人間だけではありません。

動物園の動物たちは、どうやって暑さをしのいでいるのか。

真夏の動物園で、さまざまな動物たちの「暑さ対策」を取材しました。

(記者)
「とくしま動物園に来ています。日差しが強くてとても暑いです。手元の気温計を見ると…38℃と、とても高くなっています」

今回は真夏の動物園を、とくしま動物園ステラプリスクールアニマルキングダムの学芸員、小川嘉弘さんに園内を案内してもらいました。

最初に会いに来たのは、フンボルトペンギンです。

ペンギンといえば、寒い地域に生息しているイメージですが、日本の夏は大丈夫?

(とくしま動物園・小川嘉弘 学芸員)
「北極にホッキョクグマ、南極にペンギンというイメージを持たれている方が多いと思うが」
「(フンボルトペンギンは)比較的温暖な、南米とかで生活しているペンギン」
「そうはいっても自然とは違っていて、下がコンクリートになっているので熱がたまりやすい、熱くなりやすいので、スプリンクラーなどで水をまいて、下のアスファルトが熱くなり過ぎないような対策をしている」

また、比較的温暖な地域に住んでいるリスザルは、暑さに負けず木に登って元気に遊んでいました。

(記者)
「こちらはレッサーパンダの展示場なんですが、レッサーパンダがいません。一体どこにいるんでしょう」
「いました、かわいい」

レッサーパンダの「あんこ」は、標高の高い山に生息する「シセンレッサーパンダ」という種類で、涼しい環境を好みます。

そのため暑い夏の間は、25℃から27℃に設定された涼しい展示室で過ごしています。

続いては、サバンナゾーンの人気者カピバラ。

約20匹が展示されていて、地面にペタッと横たわったり、水に浸かったりとのんびり過ごしていました。

(記者)
「きょうは、どちらから来られました」

(来園者)
「北海道から」

(記者)
「北海道に比べて(徳島の)暑さは?)

(来園者)
「(気温が)10℃近く違うので、すごくしんどい」

(記者)
「実際にカピバラ見てどうですか」

(来園者)
「バテてる」

最後は、とくしま動物園のアイドル「ポロロ」。

夏の暑さが苦手なホッキョクグマですが、「ポロロ」は夏でもサービス精神満点です。

(とくしま動物園・小川嘉弘 学芸員)
「この季節が苦手な動物ではあるが、比較的そこまで暑さが苦手だと感じない」

そんな「ポロロ」の、暑さを乗り切る秘訣とは?

(とくしま動物園・小川嘉弘 学芸員)
「寒冷紗というものを上にかけて、直射日光が当たらないようにしている」
「スポットクーラーを設置していて、一部分に冷たい風がドンと落ちてくるような、一部分だけでも涼しい空間を(作っている)」

ほかにも、スプリンクラーでの水まきやエアコンなど、様々な「猛暑対策」がなされています。

(とくしま動物園・小川嘉弘 学芸員)
「暑いところが得意な動物もいるが、暑い中でも涼しく過ごす手段を知っている動物がけっこういる」
「木陰とかで休んで、のんびり過ごしている子たちのそういった様子を見て、来園者のみなさんもゆっくりのんびりと(動物園で)過ごしてもらえたら」

猛暑が続く毎日。

動物たちの涼しげな姿を見て、夏の暑さを吹き飛ばしませんか?