FA「人的補償」代替案の今オフ施行は見送り 選手会「今シーズンからスタートするのは難しい」 移籍選手の「ハードル」の高さを懸念
日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)の事務折衝が12日、東京都内で行われ、フリーエージェント(FA)権を行使した選手の移籍に伴う「人的補償制度」の撤廃に向けて協議し、今オフの新たなルールの施行は見送りとなった。
これまでに戦力均衡のための代替案として、FAで移籍した選手を獲得した球団が所属していた球団にドラフト会議の2、3位相当の指名権を譲渡する案を軸にNPB側からは提案があったとみられるが、選手会の加藤諭事務局次長は「全体的には今シーズンからスタートするのは難しいということは伝えさえてもらいました。とはいえ進めていかないといけないので早めに決められるように継続して話をしていければ」と説明。「今までルールと比べても移籍のハードルになっているかどうか。選手としては(障壁となっている部分が)大きい。(手を上げにくい)印象はある」と、新たな人的補償の代替案は受け入れられないとした。
