ボウエコーとロックネイン騎手。ジョージ・ボーウィー厩舎のインスタグラム(@gbougheyracing)より

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 ジャックルマロワ賞・仏G1(8月16日、ドーヴィル競馬場・直線芝1600メートル)で、デビューから6連勝中で最有力候補として注目を集めていた英国のボウエコー(牡3歳、英国・ジョージ・ボーウィー厩舎、父ナイトオブサンダー)が故障のため、電撃引退することが8月12日、分かった。欧州競馬メディアのサラブレッドデイリーニュースでは、調教中に左前肢の球節を負傷したと報じている。

 所属厩舎であるジョージ・ボーウィー・レーシングのSNSで、ボーウィー調教師は「大変残念ではありますが、ボウエコーが故障に見舞われ、競走生活を引退することになったことをお知らせしなければなりません」とコメントを出している。今後については「彼の次の章、そして将来的には彼の産駒たちが競馬場で活躍する姿を見ることを大いに楽しみにしています」とつづっている。ヨーロッパの各競馬メディアは、世界的な競走馬の生産グループである「ダーレーで種牡馬入りする」とし、イギリスのダルハムホールスタッドで種牡馬入りする見込みだ。

 同馬はビリー・ロックネイン騎手とのコンビで、2011年のフランケル以来となる無敗での英2000ギニー、セントジェームズパレスS、サセックスSのマイルG1・3連勝を達成。特に前走のサセックスSでは何度も囲まれて絶望的なポジションにいたが、スペースができると驚異の伸び脚で差し切る圧巻のパフォーマンスを見せていた。

 予定していたジャックルマロワ賞には、武豊騎手=栗東・フリー=とコンビのシックスペンス(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父キズナ)、ジョアン・モレイラ騎手=ブラジル出身=が騎乗するシュトラウス(牡5歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)が出走予定。日本調教馬2頭との激突が注目されていたが、英国の3歳のスターホースがアクシデントで急きょターフを去る形となった。