YouTubeチャンネル「ひかつ先生 / メディカルウォッチメン」が「【知らないと損】なぜ大病院はあなたをクリニックに返すのか?医者が賢い病院の使い分けを解説します」を公開した。動画では、元東大病院医師であるひかつ先生が、大病院とクリニックの役割分担や、患者にとって最も得になる病院の使い分けについて詳しく解説している。

冒頭、ひかつ先生は「大病院にずっと通える人が医療的に一番得であるとは限らない」と断言する。大病院の本来の役割は、難しい手術や救急医療などの「高度・専門医療の提供」と、原因がわからない病気の「診断」であると説明。状態が安定し治療方針が決まれば、患者を抱え続ける制度設計にはなっていないと語る。

さらに、大病院が患者を地元のクリニックへ戻す「逆紹介」について言及。これは癒着などではなく、国が定めた医療連携に基づく役割分担であり、大病院には重症患者や精密検査に集中するという使命があるためだと解説した。また、クリニックでの薬の処方日数が短いことが多い理由については、「診察料の回数が減ると経営を圧迫するため」というリアルな裏事情も明かしている。

動画の後半では、病院受診で「得する人」と「損する人」の違いを5つの原理原則として紹介。「大病院にいる理由を言語化できる」「情報整理ができている」といった具体的な行動の差を指摘した。特に逆紹介を「追い出し」とネガティブに捉えるのではなく、万が一悪化した際に大病院へ戻れる条件を事前に医師と共有しておくことが、最も賢い立ち回りであると強調している。

感情だけで大病院にこだわらず、それぞれの病院の役割を理解し、自身の症状に合わせて適切に使い分けることが、結果的に自分自身の健康と時間を守る最善の策であると結論付けた。

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