Rソックスに“ドカベンルール”の1点 アウトカウント勘違いで“犠飛併殺” 岡本代役三塁手「しまった」
◇ア・リーグ ブルージェイズ 2―1 レッドソックス(2026年8月10日 トロント)
10日(日本時間11日)にトロントで行われたブルージェイズ―レッドソックスで、7回にルールを巡り試合が約17分間中断した。
レッドソックスは0―2で迎えた7回無死一、二塁で1番・ソガードが一塁へライナーを放った。一塁手のゲレロはショートバウンドで捕球し、二塁へ送球して一塁走者をアウトにした。1死一、三塁から2番・ラファエラは中飛に倒れたが、球場のアウトカウント表示が2死となっており、勘違いしていたレッドソックスの走者2人はタッチアップせずにスタート。一部の守備陣も2死と勘違いしていたブルージェイズは一塁へ送球し、併殺で無得点かと思われた。
しかし、一塁へ送球される前に三塁走者はホームを踏んでおり、レッドソックスのチャレンジで得点が認められた。審判団もルールや映像の確認に手間取り、両軍監督への説明も含めて試合が中断。球場全体が困惑の雰囲気に包まれた。
守備側が走者の離塁が早いとアピールして認められれば、第3アウトの対象が一塁走者ではなく三塁走者に置き換わっていたが、ブルージェイズはアピールしていなかったため得点となった。いわゆる“ドカベンルール”が適用された形で、記録は「犠飛で併殺」という珍しいものとなった。
ブルージェイズは岡本和真が前日の試合で左膝に自打球を当てた影響で欠場。代わりに三塁手として出場したマカドゥーは先制ソロを放ったものの、このプレーではアピールを忘れ「ダッグアウトに入るまで、そのことは頭になかった。ダッグアウトに入った瞬間、“しまった”と思った」と苦笑いした。試合は2―1でブルージェイズが逃げ切った。

