広島テレビ放送

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 ロボットを作って性能を競うロボットコンテスト、通称「ロボコン」。ものづくりの技術を平和のために役立てようと、一風変わった大会が開かれました。

 3日、広島港から似島へ向かうフェリーに20人の小中学生の姿がありました。何をするのかというと・・・。

■小学生
「ロボットを作る」

Q.どんなロボット作りたい?
■小学生
「大きいロボットを作りたい」
■中学生
「いますぐ会場に行って、みんなと話し合って作りたい」

 ロボットコンテスト、通称ロボコン。アイテムをつかんだり、運んだり、はたまた投げたりと競技の種目は様々。一般的には性能を競って勝敗を決めます。
 2泊3日で行われる今回のロボコンは、黄色と青色のアイテムを運んで木の上に乗せるロボットを作ります。ただ、これだけではなく・・・。

■STEAMラボ広島 猪狩 克也 さん
「今回はもう一台作ります。それが応援ロボット。ピースロボコンということで応援が大事になるので、どんなふうにするのか考えてください」

 ものづくりの楽しさを純粋に楽しんでもらおうと、勝ち負けは競いません。一方で、他者を思いやる心を育もうと競技用のロボットに加え、それを応援するロボットも製作します。

■中学2年 村木 惣太 さん
「応援ロボットでオタ芸を披露しようと思って、腕を振るプログラミングと、0.1秒間隔で光るようにした」

■中学2年 光本 吏翔 さん
「3Dプリンターでアームを作って、片方を動かしてアイテムをつかむようにする」

■参加者
「これ使えそう」

 こちらのチームはチェーンを使って、フォークリフトのように持ち上げる動きができないかと考えていました。チームには製造会社などがサポート役として入り、ものづくりのノウハウを伝授します。

■マツダ  渋谷 正直 さん
「挑戦し続けることや、ロボットの動きを見てお客さんが、どういう気持ちになるか、マツダのものづくりに対する考え方がいかせるのかな」

 ピースロボコンの最終日には発表会が行われ、それぞれのチームの作品が紹介されました。

■参加者
「お好み焼きの飾りをつけてまるで料理をしているような応援ロボットを製作した」

 5チームすべてに賞が贈られたなか、一番観客の心に残った大賞には、機動性を高めて機体をコンパクトにする競技ロボットと、フラダンサーをモチーフにした応援ロボットを製作したチームが選ばれました。

■大賞を受賞 寺戸 悠陽 さん(中3)
「チームでつくったロボットを紹介していくうえで、みんなが『おもしろい』『すごい』と笑顔が見られたので、平和って何だろうなと思ったときに、『笑顔』というのが最初に出るようになった。チームで人と関わっていくことも大事にして、これからも頑張りたい」

 ものづくりを通して他者を思いやる。勝負だけではない、ロボコンの新しい楽しみ方に触れた夏のひとときでした。

【2026年8月10日 放送】