ド軍108億円男に守護神失格論 連夜のセーブ失敗で佐々木朗希望の抜擢も囁かれる“異常事態” 米解説は現状を糾弾「クローザーとしては誰が見ても厳しい」

ドジャース移籍後は苦闘が続いているディアス(C)Getty Images
チームの連敗は止まった。しかし、守護神の“苦難”は続いた。
現地時間8月8日、敵地でダイヤモンドバックスと対戦したドジャースは、延長10回表に大谷翔平の放った内野安打の間に入れた1点を守り抜いて2-1で勝利。現地時間7月31日のレッドソックス戦から続いた連敗を「7」でストップした。
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この日も継投が裏目に出た。先発した山本由伸が5イニング2/3を無失点で抑え、そこから4投手のリレーで繋いだドジャースは、1点をリードした9回に満を持して守護神のエドウィン・ディアスをマウンドに送り出した。
しかし、32歳の守護神は、先頭の1番ヘラルド・ペルドモと2番コービン・キャロルの連続三塁打で失点。後続は断ち切ったが、前日に続いてセーブ機会で失敗。今季成績を12登板で、防御率10.80、WHIP2.50、被打率.362と悪化させた。
チームの敗北は逃れたが、心象の悪さが否めない登板内容。前日の試合終了後に「今は彼に代わる明確な選択肢があるとは言えない」と断言していたデーブ・ロバーツ監督は、米スポーツ専門局『Sports Net LA』のインタビューで「球威も上がり、ストレートもスライダーも良くなった」と称賛。一方で「私から言わせれば、闘争心の問題なんだ」と課題を説いた。
「無死三塁になってから、彼に闘争心が湧いたのが見て取れた。直球もスライダーも良くなったからね。試合後にも彼と話したが、最初の1球目からあの気迫でいなければならない。彼の闘争心を感じた今季初めての試合だった」
セーブには失敗した。それでも指揮官が求める「闘争心」は見せたディアスを米メディアはシビアに評価する。米スポーツ専門局『CBS Sports』の解説者で、元巨人の助っ人であるルイス・ブリンソン氏は「速球が全く生かされていないし、コントロールし切れてもいない。今の状況ならクローザーとしての立ち位置は誰が見ても厳しいよ」と断じた。
このままいけば、ポストシーズンでの苦戦も想像に難くない。ましてや1点の重みが増す短期決戦では起用しづらさが高まる。ここからレギュラーシーズン終了までの約2か月でディアスは3年総額6900万ドル(約108億円=当時のレート)の大型契約の真価を発揮できるか。
一部メディアで佐々木朗希のクローザー抜擢論も語られる中で、ロバーツ監督をはじめとする首脳陣がどうブルペン陣を調整するかが注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

