スポニチ

写真拡大

 ◇ア・リーグ ホワイトソックス6―3ガーディアンズ(2026年8月8日 シカゴ)

 節目の一打は、逆方向だった。ホワイトソックスの村上が8日(日本時間9日)のガーディアンズ戦で、2試合連続となる26号ソロ。この一発で、日本の5選手による今季本塁打数が計100本に到達した。

 「これが当たり前になるようなレベルに日本選手もなっていくと思う。(大谷)翔平さんが思いっきり引っ張ってくれている。それについていけるように頑張りたい」

 0―2の6回。村上の一打で目覚めた打線はこの回一挙5点を奪い、連敗を4で止めた。「真っすぐ2球が来て、2球目の甘い球を見逃したんで、もう1球来るかなと思いながら打ちにいった」と配球も読んだ。先発右腕の外に逃げる99・8マイル(約161キロ)を逆らわず捉え、打球は左翼ポールを直撃した。

 05年にチームを世界一に導いたオジー・ギーエン氏の背番号「13」の永久欠番を祝う特別な夜。開幕直後、ギーエン氏は村上について「打席でのアプローチがいいし、考えて打席に入っている。パワーがあるからホームランも打てる。とにかく自由にプレーさせて、メジャーを楽しませればいい」と活躍に太鼓判を押していた。

 3年連続で100敗以上を喫していたチームが今季は一転、地区首位に立つ。村上は「日本より(速球を)見る機会も多いし、アジャストというか、成長はしているかなと思う」と手応えを口にする。ギーエン氏の見立て通り、チームを引っ張るメジャー1年目の主砲は「今日勝つことが凄く大事」と大きく息をついた。