日テレNEWS NNN

写真拡大

東京都内で全国の中高生が参加し、国連の会議を再現するイベントが開かれ、戦争犯罪などを裁くICC=国際刑事裁判所の改革について活発な議論を交わしました。

東京都内で9日までの2日間にわたって、全国から800人以上の中高生が参加し、「全国中高教育模擬国連大会」が開催されました。

今回の大会のテーマとなったのは、戦争犯罪などを裁くICC=国際刑事裁判所です。

ロシアのプーチン大統領や、イスラエルのネタニヤフ首相らに逮捕状を出したICCですが、非加盟国から反発が出るなど、その実効性が問われています。

学生たちは各国の国連大使になりきって、ICCの改革について議論を行いました。

“パナマ大使”として参加の学生
「罪を犯せば罰せられる。それは当たり前のこと。しかし、国際社会ではその当たり前が完全には実現していない。司法への政治的圧力を排除し、中立性の確保が何よりも重要」

学生たちは事前学習で学んだことを踏まえて、ICCを政治的圧力から守るための制度の構築などについてのアイデアを出し合います。

参加した生徒は、いつもと違う形の議論に…

“カナダ大使”として参加・中学2年生
「一国の大使の責任や判断を任せられる立場として来て新鮮」

“カナダ大使”として参加・中学2年生
「意見のすりあわせ、譲歩が必要な部分、代替案を考えるのが難しかった。お互い譲れないラインがあり、そこをどう変えていくかが難しく感じた」

学生たちは各国の立場が異なる中、意見をとりまとめることの難しさを実感しながら、ICCの実効性を高めるための道筋などについて積極的に意見を交換しました。