暑さや湿気がこもり、家の中のベタつきを感じやすい季節。今回は、掃除のプロ・タスカジのみけままさんに、台所やリビング・寝室をすっきり保つための簡単お手入れ術と、カビ・ヌメリの予防アイデアを教えてもらいました。また、みけままさんがおすすめする掃除アイテムもあわせて紹介します。

台所:湿度の高い時季はこまめなケアを

キッチンの汚れは、カビやにおいだけでなく、食中毒の原因にも。清潔に保つことが安全にもつながります。

●シンクは掃除をしてからクレンザーで仕上げ

シンクや排水口回りの黒いカビや、赤っぽいヌメリは、スプレータイプのカビ取り剤(塩素系漂白剤)をかけて10分おき、水で洗い流して。

「仕上げにクリームクレンザーでみがけばピカピカに。クレンザーは研磨剤が底にたまっているのでよく振ってから使って!」(みけままさん、以下同)

<みけままさん’s神グッズ>

・スコッチ・ブライト汚れ落ちがはなまるのネット 縦12×横17×厚さ0.7cm ¥238(スリーエム ジャパン)

「クロス状のタワシなので、蛇口回りなどにもフィットしてみがきやすいです」

●排水トラップも塩素系漂白剤をかけるだけでヌメリ予防

排水口のゴミ受けを外し、排水口トラップも外してスプレータイプのカビ取り剤(塩素系漂白剤)をかけ、10分おいて水で洗い流します。

「排水口のフタは、普段から外しておくのがおすすめ」

●生ゴミのにおいは重曹をまけばOK

生ゴミのにおいが気になるときは、ポリ袋に入れ、小さじ2ほどの重曹をまいてから捨てると、食べ物の腐敗したにおいをアルカリ性の重曹が中和。

「生ゴミだけでなく、ゴミ箱そのもののにおいにも有効です」

●ゴミ箱のフタはあけておくだけでにおい予防に

ゴミ箱はフタをあけっぱなしにした方が、においが発生しにくくなります。

「意外に思うかもしれませんが、排水口と同様に菌が繁殖しづらくなるんです。ぜひ試してみて」

リビング:普段見逃しがちな窓回りがポイント

湿気とホコリがたまりやすい窓回りに要注意。清潔に保ち、気持ちのよい空気を呼び込んで!

●カーテンはカビが生える前に洗濯する

カーテンにホコリなどの汚れがたまった状態で湿気と気温が上昇すると、カビが発生しやすくなります。

「そうなる前に、この時季こそ一度は洗濯し、汚れを落としておきましょう」

●窓は食器用洗剤でふき掃除してからしっかりからぶきを

よく濡らしたぞうきんに、食器用洗剤を1〜2滴垂らして窓をふきます。

「目線より下の気になる部分だけでもOK。仕上げはタオル地を避け、ガーゼや手ぬぐいなど目の細かい布で、泡をからぶきしましょう」

食器用洗剤なら、はっ水効果があって汚れ予防にも。

●換気のときは空気の入り口と出口をつくる

月1回程度、晴れたら窓をあけて換気を!

「対角線上に窓があれば両方をあけ、空気の出入り口をつくります。ない場合は窓の左右を少しずつあけ、空気が流れるようにしましょう」

寝室:湿気を制して快眠できる空間に

湿気や汚れはカビだけでなく、ダニの発生源にも! 掃除でホコリを取り除き、換気も忘れないで。

●カビの養分になるホコリは取り除く

寝室は寝具や衣類のこすれなどで、家の中でもっともホコリがたまりやすい場所。

「床掃除はもちろん、ハンディワイパーなどでベッド回りのホコリも取り除きましょう」

●クローゼットは扉を半分あけて換気を

服がぎゅうぎゅうにつまっている場合は、一部を外に出して隙間をあけるのも効果的。

「全開だとホコリが入りやすいので、少しあけるだけに。それでも十分湿気は逃げます」

●マットレスや枕は裏返して湿気をとる

枕やベッドのマットレスは、敷きっぱなしだと裏側に湿気がたまり、カビやダニの温床に。

「ときどき裏返したり、壁などに立てかけて風を通し、湿気を逃しましょう」

※ クエン酸など酸性の洗剤は、塩素系の漂白剤やカビ取り剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤と混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、直後に使うのも避けてください。塩素系の洗剤を使うときは表示に従い、必ずゴム手袋をはめ、換気扇を回しましょう。また、目より高い位置で塩素系の洗剤を使用する際はゴーグルを着用してください。なお、特集内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。