フーシ派、サウジ石油施設攻撃 イエメン政権側は報復軍事作戦
【カイロ共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派は9日の声明で、サウジアラビア南部ジザンにある国営石油会社サウジアラムコの石油精製所を無人機攻撃したと主張した。サウジ当局は9日、ジザンの施設で火災が発生し、その後消し止められたと発表。けが人はいないとしている。
一方、イエメンの暫定政権軍は8日、フーシ派を標的とした軍事作戦を実施したと発表した。フーシ派による6日の攻撃で多数の死者が出たことへの報復措置。イエメンメディアによると、フーシ派の指揮拠点などを攻撃したとしている。
暫定政権軍は声明で「事態の激化についてはフーシ派に全面的な責任がある」と強調した。ロイター通信によると、6日のフーシ派の攻撃では少なくとも30人が死亡した。
暫定政権はサウジアラビアの支援を受けている。フーシ派は7月、サウジ船を対象とした「海上封鎖」を宣言し、サウジのタンカーを攻撃。サウジ主導の連合軍がフーシ派に対して軍事作戦を実施し、フーシ派も反撃して緊張が高まっている。
