【熊本に勇気】有明が9回2アウトから逆転の劇的勝利 甲子園初勝利をあげる 避難所からも応援
春夏通じて初めて甲子園出場の県代表・有明高校が7日、初戦に挑み、劇的な逆転で甲子園初勝利をあげました。
創部30年目にして、悲願の甲子園初出場を果たした有明。優勝の立役者はMAX146キロの直球とキレのある変化球が武器の斉藤遼汰郎投手と主に先発を務め、多彩な変化球で試合を作る工修哉投手のWサウスポーです。県大会2回戦では継投でノーヒットノーランを達成するなど、県大会5試合で失点はわずかに5。抜群の安定感が光ります。
■斉藤遼汰郎投手
「相手バッターとの対戦をしっかり楽しみながら抑えるかな。強気なピッチングを見てほしいです」
■工修哉投手
「自分のピッチングができれば、(全国でも)通用すると思います。初回から全力で投げる。自分が崩れても斎藤がいるので」
投手力を武器に接戦をものにできるか。チームが掲げる目標はズバリ甲子園ベスト8です。
■實田聡志キャプテン(夏の甲子園開会式の後)
「皆さんが応援してくれているの で、自分たちの野球をして、勇気や元気を与えられるように頑張りたい」
そして迎えた7日の1回戦。午後4時15分に始まった有明にとって甲子園初の試合、相手は京都の立命館宇治です。
有明は2回表、ツーアウト2塁のチャンスを作り、7番高橋選手。しかし空振り三振。先制点とはなりません。
一方、先発の工投手は3回ウラ、ツーアウト2塁のピンチを背負います。するとライトオーバーのタイムリーツーベースで1点を先制されます。
その後2点を追加され、0対3で迎えた7回表。有明はツーアウト3塁2塁のチャンス。ここで1番の永田選手がセンター前ヒット!1点差に詰め寄ります。
応援は熊本の被災地でも。有明が得点をあげると宇城市の避難所で見守っていた被災者から拍手が。
■試合を見ていた人
「彼たちが頑張って姿を見れば、自分たちもそういう気持ちになります」
そして2対3で迎えた迎えた最終回。有明は2アウト満塁のチャンスを迎えます。一打逆転のチャンスで、再び永田選手が走者一掃のタイムリーヒットを放ち5対3と逆転!土壇場で試合をひっくり返します。さらに1点を追加した有明が6対3で勝ち、甲子園初勝利をあげました。

