朝市盛況 厚木・森の里「森もり市」が5年 グルメに交流の場、イベントも

神奈川県厚木市森の里地区で住民グループが開く朝市「森もり市」が、今年で初開催から5年を迎えた。同地区の高齢化率は49・8%(7月現在)で、住民基本台帳人口に基づく市内全10地区で最も高い。地域活性化に向け始まった取り組みは、幅広い世代間の交流を生み出す場となっている。
7月25日、朝市が始まる午前7時ごろ、同地区の若宮公園西駐車場に約100人の地域住民らが集まった。近隣の農家や商店など約15の出店者によるブースが並び、来場者はクロワッサンやカレーパンなどの手作りパン、シシトウやジャガイモの野菜など多種多様な品物を買い込んだ。
「採ったばかり! トウモロコシ、あま〜いですよ」。キュウリやピーマンといった朝採れ野菜を並べた一角で、買い物客と会話を交わすのは市内の農家の三橋純子さん(65)。「お客さんの顔が見えると距離がぐっと縮まる気がしますね」と笑う。目の前でパンを販売していた「スイス菓子ポニイ」(同市旭町)の岸田嘉夫さん(72)も「目当ての物以外でも、会場を回っていると『これも買ってみようかな』となる。店舗とは違う良さがある」と朝市ならではの魅力を実感する。
子ども2人と訪れた主婦は「値段も高くなく、新鮮な野菜が手に入るのはうれしい。イベントがあると子どもたちも『行きたい!』となる」と開催を楽しみにしているという。
朝市は、今年は12月までの毎月第2、4土曜日の午前7時〜7時半。
