養子縁組届を偽造して提出したなどの罪に問われているプロボクシング元世界王者の薬師寺保栄被告の初公判が開かれ、起訴内容を認めました。

有印私文書偽造などの罪に問われているのは、プロボクシング元世界王者の薬師寺保栄被告(58)と29歳の女です。

起訴状によりますと薬師寺被告らは2024年、女を養子にしようと考え、養子縁組届の養母の署名押印欄に妻の名前を無断で書いて偽造し、名古屋市内の区役所に提出したなどとされています。

5日の初公判で、薬師寺被告らは「間違いありません」と起訴内容を認めました。

裁判検察側は「薬師寺被告の財産を女に相続させるため、2人の間で養子縁組をしようと考えた。動機は安易だったとしか言いようがない」などとして薬師寺被告と女それぞれに懲役1年を求刑しました。

対する弁護側は「素直に事実を認め、再犯しないことを誓っている」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

裁判は即日で結審し、判決は9月16日に言い渡されます。