お盆は「高速代1万1000円」が“休日割引”で3割引きだと思ったら「お盆は適用除外」と知りショック! お盆以外の“通常の土日”でもダメですか? 車で「東京-大阪」帰省する場合の費用を確認

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お盆の帰省高速道路を使うとき、ETCの休日割引を当て込んで交通費を見積もっている、という人もいるのではないでしょうか。しかし、お盆やゴールデンウイークといった繁忙期は、休日割引の対象から外れます。   割引が効くつもりで計算していると、実際の請求額を見て戸惑うことにもなりかねません。   ここでは東京IC(東名高速)から吹田IC(名神高速)まで普通車で走るケースを例に、割引が使えないと負担がどれだけ変わるのかを整理します。あわせて、お盆でも高速代を抑える方法も紹介します。

お盆の高速道路に「休日割引」は使えない

休日割引は、ETCを使って土曜・日曜・祝日に地方部の高速道路を走る普通車や軽自動車などを対象に、料金をおよそ30%割り引く制度です。
ただし、割引の対象になるのは地方部の区間に限られ、東名高速の東京IC~厚木IC、名神高速の大津IC~西宮ICといった大都市近郊区間は含まれません。
さらに、土日祝であっても割引が適用されない期間があります。ゴールデンウイークやお盆、年末年始、シルバーウイーク、そして3連休は、渋滞が集中しやすいため適用除外となっています。
NEXCOによると、2026年のお盆は8月8日から16日までが適用除外の期間です。この間は、土曜や日曜、祝日である8月11日の山の日に走っても、休日割引による値引きは受けられません。

東京から吹田まで、割引ありとなしでいくら違うのか

東京IC~吹田IC(普通車)の通常料金は、約1万1000円です。この料金がまるごと3割引になると考えた場合の試算は、次のとおりです。
 

・割引額:1万1000円×30%=約3300円
・割引後の支払い:1万1000円-3300円=約7700円

ところがお盆は割引が使えないため、通常どおり約1万1000円を支払うことになります。また、帰省は往復で高速道路を使うことが多いものですが、帰りが平日にあたる場合は、そもそも休日割引の対象になりません。
ここでもう1点、気をつけたいことがあります。休日割引が効くのは地方部の区間だけで、東京IC周辺や吹田IC周辺の大都市近郊区間は割り引かれません。
そのため、お盆以外の通常の土日であっても、約1万1000円がまるごと3割引になるわけではなく、実際の割引額は3300円より小さくなるのです。正確な料金や割引額は、NEXCOの料金・ルート検索で経路ごとに確かめられます。

お盆でも高速代を抑える工夫

割引が使えないお盆でも、負担を軽くする方法はいくつかあります。
1つは、移動する日をずらすことです。適用除外の期間を避けて通常の土日に帰省すれば、地方部の区間分は割引を受けられます。
もう1つは、深夜割引の活用です。ETCで毎日0時から4時までに高速道路を利用すると、全車種を対象に料金が30%割り引かれます。
深夜割引はお盆でも除外されないため、時間帯を調整できるなら有力な選択肢になるでしょう。渋滞のピークを避けて走れば、燃料代の節約にもつながります。
また、ETCマイレージサービスに登録しておくと、通行料金に応じてポイントがたまり、後日の通行料金に充てられます。

まとめ

お盆やゴールデンウイーク、年末年始などの繁忙期は、ETCの休日割引が使えません。東京から吹田までの帰省では、割引を見込んでいた場合との差はおおむね3300円ほどですが、休日割引はもともと地方部の区間だけが対象で、大都市近郊区間は割り引かれない点にも注意しておきたいところです。
移動する日をずらす、深夜割引を使うといった工夫で、負担はある程度抑えられます。出発の前に、NEXCOの料金・ルート検索で実際の料金を確かめておくと安心でしょう。
 

出典

中日本高速道路株式会社 休日割引
西日本高速道路株式会社 2026年度における休日割引適用日のお知らせ
東日本高速道路株式会社 ドラぷら ETC 深夜割引
執筆者 : 高橋祐太
2級ファイナンシャルプランナー技能士