ABS秋田放送

写真拡大

クマの出没や人への被害が相次ぐなか、県内のクマの生息数について、暫定の目標として1,800頭から2,500頭までとする方針がまとまりました。

これに伴い今年度は1,000頭を目安に捕獲を進めることにしています。

県立大学生物資源科学部生物環境科学科 星崎和彦 教授
「全国の人が秋田の対応を見てるんですね。ですのでせっかく予算も出たことですし、有効な対策うてるように皆さんと一緒にいい議論ができればなと思いますので」

県内のクマの生息数の管理などについて話し合う会議には、大学教授などの学識経験者や猟友会など、関係団体の委員が出席しました。

県は、今年4月時点でのクマの生息数について、過去2年間の調査などから2,400頭から5,800頭と推定しました。

中央値の3,900頭をもとに人への被害が少なかった2011年の推定生息数を1,800頭から2,500頭と算定しました。

今回の会議では2029年度までの計画としてクマの生息数を、2011年の水準「1,800頭から2,500頭」まで減らしていくことを暫定の目標とすることが示されました。

これに伴い、今年度は1,000頭を目安に捕獲を進めます。

星崎和彦委員
「1,000頭ぐらいとっていけば 5年後でしたっけ、次の計画とか今期の終わりとかの時点で2,500を切れるというようなところまでは示されています」「5年で5,000頭とるというくらいの目安が提示されているというような現状です」

環境省も先月から東北6県と新潟県の一部でクマの生息数調査を始めています。

出席した委員からは、今年4月の推定の生息数にも幅があることから、もう少し目標設定に「吟味が必要」という意見も出ています。

県は今後、環境省の調査結果も含め、暫定とした目標の生息数と捕獲数を調整していくことにしています。

※8月4日午後6時15分のABS news every.でお伝えします