歴史研究家の市橋章男氏とアシスタントの浜崎友里氏が出演するYouTubeチャンネル「なるほど!歴史ミステリー」が、「【戦国ふしぎ発見】お城って何? 城の見方が45分で全部わかる!夏休み特別授業 知らないと損!本物のお城はここが違う!お城の秘密が全部わかる 夏休み特番!」と題した動画を公開した。

動画では、市橋氏が「お城博士になろう」をテーマに、城の定義から石垣の種類、天守の役割までを分かりやすく解説。夏休みの自由研究にも役立つ内容となっている。

市橋氏はまず、「城」という漢字が「土」と「成る」からできていることに着目し、「土で築いた陣地こそが城の正体」と説明。さらに、立地によって「山城」「平山城」「平城」に分類されることや、「堀」「土塁」「曲輪(くるわ)」という三つの要素がそろって初めて城と呼べると語った。

続いて石垣については、「野面積み」「打込み接ぎ」「切込み接ぎ」の三種類を紹介。築城技術の進歩とともに、防御力だけでなく美しさも備えるようになった過程を写真とともに解説した。また、城の角に用いられる「算木積み」にも触れ、日本独自の高度な技術を紹介している。

さらに市橋氏は、「天守はほとんどの城にはありませんでした」と意外な事実を紹介。天守は数ある櫓の一つであり、城主の権威を示す役割が大きかった一方、実際に城を守っていたのは見張りや武器庫として使われた櫓だったと説明した。

動画ではこのほか、現存する石垣や堀を観察することで、戦国武将たちの知恵や築城技術を読み解く楽しみ方も紹介。「天守だけが城ではない」という新たな視点から、お城巡りがもっと楽しくなる内容となっている。

チャンネル情報

歴史ドラマの背景となっている史実を解説し、より楽しみながら知識を深められる時間を、歴史研究家の市橋章男とアシスタントの浜崎友里がご提供。戦国武将、史跡や文化財などの歴史話、大河ドラマや歴史映画の歴史背景を面白く雑学を交えながら配信します。