日本ハム・新庄剛志監督

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 「日本ハム3−0ロッテ」(2日、エスコンフィールド)

 日本ハムが快勝でこのカード勝ち越し。貯金を今季最多タイの13とした。先発の有原航平投手(33)が移籍後初、ソフトバンク時代の昨年7月1日以来約1年ぶりの完封で3勝目をマークした。“マダックス”は惜しくもならなかったが、9回100球3安打無失点9奪三振の圧巻の内容だった。

 試合後、新庄監督は「良かったね。今日は本当に。また最高の完封という形で勝たせてくれて。キャンプからずっと有原君、ソフトバンクからファイターズに来て、俺がさらにファイターズ強くするんだっていう気持ちでね、臨んでいたと思うんですけど、最初の方、ずっと勝てなくて、本人が一番苦しい思いしたんで。やっと。3月から待ってました(笑)」と、完全復活を漂わせる完封劇を喜んだ。「こっから全部勝ってもらって。今日の勝ちはチームも本当に乗ってくると思う」とうなずいた。

 ここまで苦しんできたが、完全復活を感じさせる投球。「何が変わったかはちょっと本人に聞かないと分からないんですけど」としつつ「(真っすぐが)戻ってきましたね。表示、スピードガンじゃなくて、手元でベース盤での強さが出てきた」と評価。“マダックス”にはあと1球届かなかったが、「“マダックス”にはこだわってないんじゃないですかね。この名前を塗り替えてもらうように。“アリックス”にね。ここからずっと80球台で終わったら、“アリックス”に変わると思うんで。それを作って欲しい」と期待を込めた。

 先発の有原は多彩な変化球を駆使して9回3安打無失点。7月2日のオリックス戦(エスコン)以来1カ月ぶりの勝ち星となる3勝目を挙げた。初回をわずか4球で終える立ち上がり。二回に先頭の山口に安打を許したが、冷静に後続を断った。加藤投手コーチも「制球もボールの切れもいいですね、状態はものすごく良くなっていると思います」と評価する投球だった。