タイ自動車部品業界の大物が警告「中国の同業者と協力しなければ生き残れない」―中国メディア
中国メディアの快科技によると、タイ最大の自動車部品メーカー、アーピコ・ハイテックの創業者兼最高経営責任者(CEO)のイエップ・シー・チュアン氏はこのほど、「世界の自動車メーカーは中国の同業者との協力を強化しなければ生き残れないだろう」と警告した。
1996年に設立されたアーピコ・ハイテックは、2004年に中国市場に参入し、23年には中国の自動車大手、吉利(ジーリー)傘下のマレーシアの同業、プロトン傘下の部品子会社の株式60%を取得している。イエップ氏は、アーピコ・ハイテックが中国市場に早期参入して協力を継続的に強化してきたことから、多くの同業他社よりもはるかに有利な立場にあると述べた。
市場調査会社モビリティグローバルによると、25年の世界の自動車販売市場における中国のシェアは25%で、日本の26%にわずか1ポイント差に迫った。中国メーカーはそれまで日本企業が支配していたタイ市場に進出し、電気自動車(EV)の市場シェアを過去3年間で1%から23%へと大きく伸ばしている。
イエップ氏は、中国製EVが自動車業界の再編を急速に促すことになるとの見方を示し、将来的に内燃機関車、バッテリー式電気自動車(BEV)、ハイブリッド車(HEV)がそれぞれ市場全体の約3分の1を占める形になると予測した。(翻訳・編集/柳川)

