提供されたフレンチトースト

写真拡大 (全3枚)

 “作りたて”のバターを都心部で──。雪印メグミルクは25日、グループ初のバター専門カフェ「THE BUTTER(ザ バター)」を、札幌市の「赤れんが テラス」内に開く。最大の魅力は、店舗で扱うバターを全て店内工房で製造して24時間以内に提供すること。作りたてならではの風味をトーストなどのメニューで楽しめる。

 作りたてのバターを可能にするのが、昔ながらの手回し式をモチーフに開発した専用機「バターチャーン」。店舗に合わせた容量設計にするため、製造条件を一から組み立てた。札幌工場直送の生クリームを原料に製造し、24時間以内に提供。消費者はフレッシュなミルクの風味と滑らかな口溶けを楽しめる。


提供されたフレンチトースト

 開店に先立ち、同社は23日に報道陣向けに店舗を公開。フレンチトーストや、テイクアウトメニューのせたな町産ジャガイモを使ったフライドポテトを提供した。同社の担当者らは、フレンチトーストについて「(卵が主役ではなく)バターを最大限に引き立たせる」よう仕上げたと説明。バターの製造過程で生まれるバターミルクにも触れ、「(副産物もドリンクとして)一滴も無駄なく提供する」と話した。

 運営を担う、同社グループの雪印パーラーの森隆志社長は「家庭で食べるバターとは違った体験を届けられる」と強調。「バターそのものが主役になるおいしさ、そんなバターの新しい魅力を感じてもらえる店にしたい」と意気込んだ。

(関竜之介)

 ※地方版掲載記事を電子版限定で全国公開しました。