機械製造・エンジニアリングメーカーの三菱化工機株式会社は、川崎市と「川崎市における循環型社会の実現に関する連携協定」を締結。その第一弾として夢見ヶ崎動物公園で発生する食物残さや糞尿を堆肥へと転換し、地域ブランド商材の開発・販売へとつなげる「地域循環モデル」の実証実験として「夢見ヶ崎プロジェクト」を発足すると発表しました。



「夢見ヶ崎プロジェクト」では、動物公園で発生した残さや動物の糞尿などを堆肥に変換。それらを活用し、園内や近郊で農作物を栽培し、オリジナル商品を開発・販売します。さらにそれらによる収益の一部は、動物公園に寄付するなど、夢見ヶ崎動物公園を中心とした地域共創による、地域循環モデルを目指します。川崎市の福田紀彦市長はこの川崎発のプロジェクトを「世界に広げていきたい」と話し、三菱化工機株式会社の代表取締役 社長執行役員 田中利一氏は今回の地域循環モデルを進めていく中で「川崎市の発展のために頑張りたい」と意気込みました。

■動物公園で発生した残さを堆肥に変換




川崎市幸区にある夢見ヶ崎動物公園は、レッサーパンダやペンギンなどに会える入場無料の動物園です。



動物たちの種類や状態に合わせて餌を用意するため、日々いろいろな食物残さが出るそう。



笹の葉をミキサーで粉砕し、リンゴジュースを混ぜたレッサーパンダの食事。



それらをコンポストで堆肥化。ひと月あたり60キロ程度の残さから堆肥化をスタートするということです。

■オリジナル商品を開発・販売


堆肥を活用し栽培した農作物から、オリジナル商品の開発と販売も予定されています。川崎を代表するブルワリー「東海道ビール」や、川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」、創業110年を超える老舗和菓子屋「東照」、川崎を拠点にしているプロダンスチーム「KADOKAWA DREAM」などが理念に共感し参加。

KADOKAWA DREAMのエグゼクティブプロデューサーKEITA氏は地域イベントに参加するなど地域貢献にも積極的に取り組んでいることからも「地域の皆さんに楽しんでもらいたい。我々にぴったりなプロジェクト」と話しました。

川崎市内の未利用資源を収益源に転換する「地域循環モデル」としての夢見ヶ崎プロジェクト」。まずは11月に開催されるイベント「Colors, Future! Summit」でのオリジナル商品販売を目指します。