KNB北日本放送

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富山市の平野部でクマの出没が相次いでいます。目撃や痕跡の発見に加えて、家庭菜園の果物が食べられるなどの被害も確認されました。猟友会や警察が警戒にあたっています。

富山市などによりますときょう午前8時40分ごろ、富山市蜷川地区の小杉では住宅の玄関前でクマのふんが見つかり、この家の人が通報しました。

ふんを見つけた住民
「犬の散歩で出てきたら、目の前にどんと(ふんがあった)」

猟友会などの調べではふんは新しく、果物を食べたような痕跡があったということです。現場は蜷川小学校から南におよそ200メートルの住宅街です。隣接する堀川地区では富山地方鉄道の朝菜町駅そばで午前4時40分ごろ、車で通りかかった人がクマらしき動物を目撃し、ドライブレコーダーを確認したところクマが映っていたということです。また午前7時ごろにはふんが見つかりました。堀川中学校など近くの学校は部活動を中止にするなどの対応を取りました。

クマの痕跡は富山市婦中町でも。きょう午前5時半ごろ、婦中町広田では家庭菜園で育てていたスイカが食い荒らされているのをこの家の人が見つけました。

スイカを食い荒らされた男性
「ハクビシン結構いるから食べられたんじゃないかといって見たら、大きい足跡がぼこっとあったから『これクマじゃない?』って」

市に写真を見てもらったところ、クマによる被害であると確認されました。

スイカを食い荒らされた男性
「カラスにつつかれるから、去年それでやられたから防御用の黄色いネット被せたけど、それ以上に向こうの方が力あったんでしょうね」
「今年3つできたって喜んでいたけど3つ食べられた」

現場からおよそ4キロ離れた婦中町富川では、きのう午前5時ごろにクマの姿が目撃されていました。

クマを目撃した男性
「こっちからこっちへ移動するところで、ここらぐらいでクマだっていうことを確認しました。最初は黒い猫かと思ったんですけど、大きさがちょっとこれはでかい。で、よく見るとしっぽもないしクマだと思ってすぐ110番しました」

庭に植えられていたモモの実も食べられていました。この男性などによりますと、クマは体長およそ1.2メートルの成獣だったということです。こちらはクマを目撃した男性が、ドローンで空から周辺を撮影した映像です。家の前にあった足跡の先には田んぼがあり、真ん中にはクマが通ったような跡がありました。さらに先には川があり、男性は「クマがこの川を通ってきた可能性があるのでは」と話します。

クマを目撃した男性
「一回(味を)覚えたクマは何度でもっていうのをよく聞くので、ここまで来られるとちょっと]

市や警察は、猟友会とともに周辺をパトロールし警戒を強めています。