デモ行進をする「ゴキブリ人民党」の支持者ら(25日)=ロイター

写真拡大

 【ニューデリー=青木佐知子】インドのダルメンドラ・プラダン教育相は25日、辞任を表明した。

 5月に発覚した大学入試の不正問題を巡り、若者らの抗議運動「ゴキブリ人民党(CJP)」が中心となり、辞任を求める集会が全国で相次いでいた。ナレンドラ・モディ政権に対する批判も高まっており、辞任要求を受け入れた格好だ。

 プラダン氏はSNSで、「全国各地で発生している状況を反国家勢力が悪用しないように、国の団結が損なわれないように、そして子供たちが学業に専念できるように、これらを考慮して首相に辞表を提出した」と投稿した。

 首都ニューデリーでは20日、大規模な抗議デモが行われ、地元メディアによると、治安部隊との衝突などで参加者や警官ら約180人が負傷した。その後も抗議運動は続いており、ニューデリー中心部の地下鉄駅が閉鎖され、インターネット接続が一部で遮断されるなど混乱が続いていた。