“カツアゲ疑惑”の福岡県議会・中尾副議長が議員辞職 改めて金銭授受は否定 音声データ公開の吉松議員を名誉毀損で告訴へ

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福岡県議会における現金授受疑惑の当事者と指摘されていた中尾副議長が24日午後1時から会見を開き、県議会議員を辞職すると明らかにした。「私なりのけじめの付け方」だと説明した。

また、音声データを公開した吉松議員については、刑事・民事で名誉毀損で告訴する考えを示した。

中尾氏は会見の冒頭、「信用にたり得ない、私に対する県民の信頼が大きく損なわれている以上、副議長の職、並びに県議会議員の職を辞する旨を蔵内議長にお伝えし、辞表を受理してもらった」と経緯を説明した。

そして、金銭授受については、「何度も申し上げますが、私はお金を受け取っていません。事実無根であります。金銭の授受は絶対にありません」と話し、「正副議長のポストをお金で買うことは断じて許されないこと」と強調した。

今後、設置される調査員会の聞き取り調査には、事実に基づき、真摯に誠実に対応するという。

再び立ち上がり、県民や関係者に対し、私の発言で福岡県議会に対して大きな疑念が生じ、県政の混乱を招いてしまった。また県民の信頼が大きく損なわれてしまいました。私は責任を痛感しております。県民のみなさま、県議会議員のみなさま、議会事務局のみなさま 謹んでお詫び申し上げます。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした」と深く頭を下げた。

議員辞職を考えた経緯については、21日に蔵内議長に伝え、当初は慰留されたと明かした。改めて辞める決断は「けじめを付けたい」と23日に蔵内議長に伝え、「お前の覚悟がそうならば」と言われたという。

今の心境について聞かれると、「怒りはありません。ちょっと悔しさはある」と吐露した。「残念だと思う。吉松さんを一生懸命、議長に私はお願いしたのに、ちょっと悔しいなと思う」と話した。

2027年春の県議会議員選挙があるが、出直しで立候補するか問われると、「現時点では何も考えていない」と回答した。

政治家を引退するかについて中尾氏は、「政治は大好きなので、議員は辞職しますが、活動は続けてもいいのではないでしょうか」と続けた。