会見する増田陸(撮影・石井剣太郎)

写真拡大

 ボクシングのWBA世界バンタム級王者に輝いた増田陸(28)=帝拳=が試合から一夜明けた21日、東京都新宿区の所属ジムで会見した。比嘉大吾(30)=志成=との王座決定戦を制し、「無事に勝ててホッとしている。ベルトにふさわしいボクシングができるように精進したい」と姿勢を正した。

 同級で休養王者となっている堤聖也(30)=角海老宝石=との団体内統一戦に意欲を示しているが、23年8月の日本同級タイトルマッチでプロ唯一の黒星を喫している因縁の相手でもある。「自分の中では堤選手がチャンピオンという認識。そこに挑戦して勝ってクリアすることでベルトの価値が高まる。真の王者がどちらかを戦って決めたい」と闘志を燃やした。

 広島県出身で4人目の世界王者となり、「自分自身、広島出身に誇りを感じている。ボクシングに限らず、広島を盛り上げたい」と故郷愛をにじませた。3月のノニト・ドネア(フィリピン)戦から激闘が続いただけに、「広島の地元の人に会ったり、自然が好きなので山とか海に行って癒やされたい」とつかの間の休息を待ちわびた。