山の上で夏を越すアカトンボがどこからやってくるのかを探る観察会が、三重県菰野町の御在所岳で始まり、子どもたちが参加しました。

通称「アカトンボ」と呼ばれるアキアカネは、暑さに弱く高温を避けるために夏は標高の高い地域で過ごし、秋になると産卵のために平地に戻るとされていますが、その生態はいまだに不明な点が多いということです。

御在所ロープウエイでは、1971年から毎年、山上で捕獲したアキアカネにマーキングし、その移動範囲を調査しています。

18日は地元の子どもたちが山上を訪れ、アカトンボの調査に参加しました。虫とり網を片手に、笹や木の枝にとまるアカトンボを探し、素早く捕まえていました。

捕まえたトンボはオスかメスかを確認したあと、傷つけないよう注意しながら、羽に御在所のGのマークを書いて空に放していました。

御在所岳山上で夏を過ごしたアキアカネは、涼しくなる10月から11月ごろに平地に戻るということで、担当者は「Gのマークが書かれたトンボを見つけたら知らせてほしい」と呼びかけています。