点滴への汚物混入事件 容疑者心理「感情が凍りついた状態での犯行の可能性」専門家が分析
男性患者の点滴に排泄物を混入し死なせたとして殺人の疑いで元看護師の容疑者が逮捕された事件、2026年7月17日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)では犯行心理を専門家が読み解いた。
「怒りに任せた激情犯とは対極」
番組は16日に開かれた病院の会見を報じる。病院側は今回の事件のいきさつや、容疑者の行動などについて説明、容疑者と被害者の間にトラブルなどは確認されていないという。
点滴に大便を混入した容疑者の心理はどうなのか。明星大学心理学部教授の藤井靖さんは「容疑者の犯行とすれば」という前提で、容疑者が担当外の患者の病室に複数回出入りしていたことや、押収した容疑者のスマホに「便注入、死ぬか」と検索していた履歴があったことなどから「衝動的犯行ではなく設計された犯行」と分析、「怒りに任せた激情犯とは対極の、感情が凍りついた状態での犯行の可能性」を指摘した。
「なぜ、担当外の病室に出入りする必要があったのか」
容疑者は「チューブに排泄物を混入したことを否認します」と容疑を否認しているという。
コメンテーターの風間晋さんは「なぜ担当外の病室に複数回出入りする必要があったのかよくわからない」と話す。
被害者と面識があったのかどうか。なぜ、便を注入するような異常な行動に及んだのか。動機はまだ不明で不可解な点が多い。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)

