本田圭佑がX(@kskgroup2017)を更新して、「3年前の投稿。」として自身のコーチングライセンスについての考えを共有した。

 本田は2日に森保一監督の後任として、日本代表の監督に“立候補”。森保監督の帰国会見でも話題になるなど、議論を呼んでいた。

 もっとも日本代表監督に就任するためには、日本サッカー協会(JFA)が認定するJFA Proライセンスが必要。本田は同資格を有していない。

以下、本田の投稿

私はプロコーチライセンスを持っていません。

最初は、取得に多くの時間を費やしたくなかったため、ライセンスを取るつもりはありませんでした。

しかし今は、そのルール自体に納得できないため、あえて取得したいと思っていません。そこで、私の考えを共有させてください。

このライセンス制度が作られた当時、指導者のレベルには大きなばらつきがあり、その影響で選手やファン、スポンサーが不利益を受けることもありました。そのため、サッカー界を発展させるには、一定の基準を設けることが必要だったのだと思います。

その後、サッカー界が発展するにつれて指導者の価値も高まり、多くの人がコーチライセンスを取得するために時間やお金を投資するようになりました。

ライセンスの価値が高まるにつれ、ライセンスは細かく階層化され、プログラムもより複雑になっていきました。そして、それぞれのライセンスごとに収益を生み出す仕組みができ、今では一つの大きなビジネスになっていると私は感じています。

つまり、当時のサッカー界を発展させるという意味では、コーチライセンス制度は必要不可欠だったと思います。指導者の質を高め、業界全体を成長させる役割を果たしてきました。

しかし、サッカーに関わる多くの人々やFIFAがこれまで積み重ねてきた努力には敬意を払いつつも、私は現在の制度を見直す新しいアイデアを提案したいと思っています。私は、その方がより良い仕組みになると考えています。

■ コーチライセンスを購入できる制度を導入すること。

もちろん、購入したライセンスと通常のライセンスは明確に区別できるようにします。

そうすることで、どの指導者を採用するかはクラブが判断できます。購入ライセンスを持つコーチを採用したくなければ、これまで通り通常のライセンス保持者を選べばよいだけです。

現在のサッカー界には、このライセンス制度のおかげで優秀な指導者が数多く育ちました。一方で、レベルの低い指導者は自然と淘汰されつつあります。つまり、ライセンス制度が導入された当初に懸念されていた問題は、もはや以前ほど大きな問題ではないと考えています。

競争をさらに開放することで、指導者の質はさらに向上し、サッカー界全体の発展にもつながるはずです。

多様性が重視される時代だからこそ、コーチとして成功するまでの道のりも、一つではなく、多様であるべきではないでしょうか。

私は、いずれ現在のコーチライセンス制度は変わると信じています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。