佐藤二朗(左)と橋本愛(C)日刊ゲンダイ

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 俳優佐藤二朗(57)のハラスメント疑惑報道で、フジテレビの対応に「やりすぎ」「一方的」との批判があがっている。

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 疑惑を報じた週刊文春によると、フジテレビ系4月期ドラマ「夫婦別姓刑事」の撮影中、佐藤は共に夫婦を演じた女優の橋本愛(30)の顎に触れ、その翌日、橋本には過去のトラウマによる身体接触の制限があると知らされた。フジテレビは2日の声明で、「(佐藤サイドに)厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実」とし、こう補足した。

「(橋本が演技の制約を必要とするに至った)経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視された。専門家からも佐藤の言動がハラスメントにあたるものでないと、確認を得ています」

 佐藤は橋本への「制限」を聞いたあと、橋本の楽屋を訪れて「(この状況が続くなら)俳優を続けるべきではないのではないか」との趣旨の発言をしたとされる。その際、佐藤の所属事務所によると橋本は笑顔だったが、週刊文春は橋本が号泣したと伝えている。3日現在まで橋本サイドはこの問題について対応しておらず、真相は藪の中だが、いずれにしてもフジテレビは「OUT」と認定したのだ。

フジテレビは佐藤さんが出演予定だった映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』からの佐藤の降板を決定し、報道のあった1日に佐藤さんサイドに通達したとされています。とはいえ、ハラスメント疑惑では、橋本さんのトラウマ、および接触制限について把握していながら、佐藤さんサイドと共有していなかった。そのため、そもそもがフジの判断ミスだったにもかかわらず、責任を佐藤に被せているのはおかしい。『過剰』『責任逃れ』との批判が相次ぎ、ネットでも『過剰ハラスメント狩り『佐藤可哀想』『プロ意識の違いを無視しすぎ』といった意見が目立っています」

 と、芸能プロ関係者。

「被害者保護の観点から『人権尊重で適切』と擁護する意見もあるでしょうけど、フジテレビの今回の対応には業界からも疑問の声が上がっています。ドラマの撮影で、役者どうしの接触は避けられませんが、怖くて、芝居でも女優に触れるのは躊躇してしまう役者が出てきかねない状況でしょう。中居正広氏の女性トラブル問題とその後のハラスメント問題を受け、人権意識やコンプライアンス強化を進めているのは知られていますけど、ちょっと強引と見られても仕方ないのではないでしょうか」(同)

 ハラスメント疑惑を全面否定する佐藤は3日も、自身のSNSを更新し《嘘はやめて下さい》《ステレオタイプの“か弱い若い女性”と“典型的な昭和のパワハラオヤジ”を完全に創作してる》などと訴えた。「全ての事実公表」をすでに求めており、フジテレビの対応に注目が集まっている。

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