盟友たちとのW杯に久保建英「同じクラスのまま学年が上がっていく感じ」4年後も同じ仲間で
体調不良のまま敗退を迎えたカタールW杯に続き、左膝負傷からの復帰叶わず大会を去ることになった日本代表MF久保建英(ソシエダ)だったが、ブラジル戦から一夜明けた取材対応では自身が味わった無念よりも、このチームと別れる寂しさを強くにじませていた。
「今のチームはもともと仲良しですし、切磋琢磨していますし、縦関係みたいなものもあまりなくて……」
かつてはスペイン帰りという異色のキャリアから距離感を持たれることもあった久保だが、いまや持ち前のオープンなキャラクターでチームの交流の中心。今大会ではMF中村敬斗、DF菅原由勢、DF瀬古歩夢といった14〜15歳ごろからの盟友がチームに入っていることもあり、ケガに悩みながらも前向きに活動を続けていた。
久保は日本代表に感じてきた空気を次のように表現する。
「スペインにいたとはいえ、14歳で帰ってきて、そこからずっとアンダー世代で一緒だった選手が何人もいて、オリンピックも一緒に出て、U-20W杯も出て、コパ・アメリカにも行ってというふうにいろんな世代の人と一緒に出て、いろんなところにお邪魔させてもらっているので、顔なじみが何人もいるので。同じクラスのまま学年が上がっていく感じがありました」
その充実感は不完全燃焼に終わった今回のW杯についても同様。「結局は残念な形で終わってしまったけど、言えば次もあるし、だいたいこれで日本代表に呼ばれ続けるにはどうしたらいいかは分かってきてはいるつもり」と受け止めつつ、代表生活を共に歩んできた人たちとの次回大会に意欲を見せた。
「4年あるけど、いま出ている選手たちも選手寿命も長いし、実力的に言ったら今回選ばれた選手たちがたぶんこのまま残っていくんだろうなというくらいに今回レベルが高かったので、(敗退したのが)もったいない気はしますけど、4年は長いけど僕は29なので。あとは今29歳、30歳の人たちにしっかりトレーニングとケアをしてもらって、最高のコンディションでまたみんなで出られたらと思います」
久保の言う「29歳、30歳の人たち」というのは久保が飛び級で参加していた東京五輪世代を中心とした選手たち。もちろん、次回大会までに若手が台頭してくる可能性もあるわけだが、久保は「もちろん(若手)伸びて来てほしい」と言いつつも、互いに切磋琢磨してきた“年上の同世代”の能力に敬意を表した。
「現状だとやっぱり4年後、僕の下の世代が何人もW杯メンバーに入っているかと言われたら、ここから急激にいま入っている選手が衰えない限りは同じメンバーなんじゃないですかね。今はすごいレベルが高いですし、それに割って入れるほどの選手がまだいるとは思えないので」
そう言った久保は今大会で招集されたFW塩貝健人、FW後藤啓介の台頭を歓迎しつつも、「僕の年下で確実に誰が入るかと言ったらあそこにいる鈴木選手くらいなんじゃないですか」と報道陣の笑いを誘いながらGK鈴木彩艶(パルマ)を指名。その上で「僕はそんなに楽しみにしている余裕もないんで、僕はまず次も選ばれるように頑張りたいです」と言い、3度目のW杯に意欲を見せていた。
(取材・文 竹内達也)
「今のチームはもともと仲良しですし、切磋琢磨していますし、縦関係みたいなものもあまりなくて……」
かつてはスペイン帰りという異色のキャリアから距離感を持たれることもあった久保だが、いまや持ち前のオープンなキャラクターでチームの交流の中心。今大会ではMF中村敬斗、DF菅原由勢、DF瀬古歩夢といった14〜15歳ごろからの盟友がチームに入っていることもあり、ケガに悩みながらも前向きに活動を続けていた。
「スペインにいたとはいえ、14歳で帰ってきて、そこからずっとアンダー世代で一緒だった選手が何人もいて、オリンピックも一緒に出て、U-20W杯も出て、コパ・アメリカにも行ってというふうにいろんな世代の人と一緒に出て、いろんなところにお邪魔させてもらっているので、顔なじみが何人もいるので。同じクラスのまま学年が上がっていく感じがありました」
その充実感は不完全燃焼に終わった今回のW杯についても同様。「結局は残念な形で終わってしまったけど、言えば次もあるし、だいたいこれで日本代表に呼ばれ続けるにはどうしたらいいかは分かってきてはいるつもり」と受け止めつつ、代表生活を共に歩んできた人たちとの次回大会に意欲を見せた。
「4年あるけど、いま出ている選手たちも選手寿命も長いし、実力的に言ったら今回選ばれた選手たちがたぶんこのまま残っていくんだろうなというくらいに今回レベルが高かったので、(敗退したのが)もったいない気はしますけど、4年は長いけど僕は29なので。あとは今29歳、30歳の人たちにしっかりトレーニングとケアをしてもらって、最高のコンディションでまたみんなで出られたらと思います」
久保の言う「29歳、30歳の人たち」というのは久保が飛び級で参加していた東京五輪世代を中心とした選手たち。もちろん、次回大会までに若手が台頭してくる可能性もあるわけだが、久保は「もちろん(若手)伸びて来てほしい」と言いつつも、互いに切磋琢磨してきた“年上の同世代”の能力に敬意を表した。
「現状だとやっぱり4年後、僕の下の世代が何人もW杯メンバーに入っているかと言われたら、ここから急激にいま入っている選手が衰えない限りは同じメンバーなんじゃないですかね。今はすごいレベルが高いですし、それに割って入れるほどの選手がまだいるとは思えないので」
そう言った久保は今大会で招集されたFW塩貝健人、FW後藤啓介の台頭を歓迎しつつも、「僕の年下で確実に誰が入るかと言ったらあそこにいる鈴木選手くらいなんじゃないですか」と報道陣の笑いを誘いながらGK鈴木彩艶(パルマ)を指名。その上で「僕はそんなに楽しみにしている余裕もないんで、僕はまず次も選ばれるように頑張りたいです」と言い、3度目のW杯に意欲を見せていた。
(取材・文 竹内達也)

