今後について話した長友。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 ブラジルとの激闘から一夜明けた6月30日(日本時間7月1日)、長友佑都が囲み取材に応じ、自身の今後について胸中を明かした。

 去就について問われると、「今、先のビジョンはなくて。4年間燃え続けていた炎は消えている状態なので。今すぐに答えを出すと言われたら辞めるんだろうなという勢いなので。だからそこは冷静に、ゆっくりと休みながら、自分の心と会話して先のことは決めたいです」と話し、現時点では結論を出さず、時間をかけて判断する考えを示した。

 日本代表での歩みに「自分にできることはやったのでもう悔いはない」と語る一方で、あまりにも早すぎる大会の終幕には複雑な思いを抱いている。

「情けないというか、4年間このために費やしてきて、こんな簡単に、こんな早く終わらせてしまうのは非常に情けない。4年間に後悔はないんだけど、その4年間が重すぎて。なんとも言えない感情になりましたね。この一瞬のためにやってきたこの4年間があっけなく終わってしまう部分に関して、複雑な思いになりましたね」
 
 さらに、「またワールドカップに戻りたいか」と問われると、「今は思えないです」と即答した。

「戻るというのは4年後にぱっと戻れるわけじゃないんでね。この苦しい4年間の歩みがあるんで。それを思うと今は思えないですね。ただそのときに何らかの形で、どんな形になるか分かんないけど、日本サッカーに貢献できるのであれば、それは自分がいただいた5大会の経験なんで、日本サッカーに還元したいという気持ちはありますね」

 現役続行か引退かについては白紙の状態だが、日本サッカーへの貢献という思いは変わらない。5大会連続でワールドカップに出場したレジェンドが、どのような決断を下すのか注目される。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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