[6.29 W杯決勝T1回戦 日本 1-2 ブラジル ヒューストン]

 GK鈴木彩艶が日本代表の守護神ということに異論はないだろう。ワールドクラスのセーブと配球力で最後尾から支えてきた男は「最終的にゴールを防ぎきれなかったことは受け止めなければいけないし、まだまだ強くならなければいけない」とさらなる成長を誓った。

 あらゆる試合で何度もビッグセーブを披露してきた鈴木。この日もFWビニシウス・ジュニオールのシュートを指先で触れて失点を回避するなど、ゴール前に立ちはだかった。悔しい逆転負けに終わったなか、胸を張りつつも悔しい思いを言葉にした。

「守備の時間は長くあったけれどチーム全体として体を張って守るというのは最後まで続けた。自分としてはとにかくチームを助けたいという思いで失点した後もプレーをし続けた。最終的にゴールを防ぎきれなかったことは受け止めなければいけないし、まだまだ強くならなければいけない」

 無念の決勝トーナメント1回戦敗退。「まだまだ甘い部分があったかもしれないし、成長しなければいけないというのを強く感じた」。鈴木はさらなる高みに立つために「強豪国に対して自分達がチャレンジャーとして臨む精神は間違っていなかった。これを続けていかなければいけないし、それをやり続けた先に最高の景色があると思う」と軸をブラさずに進み続けていく構えだ。