「Switch2でYouTube」は未だ非対応 それでも対応を期待する理由
Switch2の発売から、5日で1年が経過した。「初代」の発売から8年が経過したということもあり、画面サイズの向上やパソコンのマウスのような操作性を追加した新しいコントローラーといったハード面の変化だけでなく、お互いの音声と顔を見せながら遊べるチャット機能のような、新しい機能も搭載された。コースを自由に走り回れるマリオカートワールド、スローライフを題材にしたぽこ あ ポケモンなど、話題性に富んだ作品も次々配信されている。
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9日には任天堂が新作ソフトや新サービスの発表を行う「Nintendo Direct」がYouTubeで配信され、ファイナルファンタジーといったメジャータイトル、個人製作から始まったシューティングゲーム「東方Projectシリーズ」の各新作など、子どもから大人まで幅広い人々に楽しんでもらえる商品を次々投入する。
大人気ゲーム機のアップデートが行われた後も、本日発売された「パワフルプロ野球2026-2027」のように、Switch向けのソフトは現在も展開されている。Switch2はSwitch向けのほぼ全ソフトに対して互換性が確認されており、機種をまたいで遊ぶことができるのだ。Switch用のコントローラーをSwitch2につなげる事も可能なので、使えないソフトはほとんど存在しないと言ってもいいだろう。
一方、Switch用のソフトがSwitch2で使えなくなった例も存在する。特に一律で使用できなくなったのが「YouTube」「ABEMA」「ニコニコ動画」といった動画ストリーミングサイトと連動したソフトだ。これらはSwitchをゲーム機ではなく、スマートフォンやタブレットなどと同じような使い勝手で使用するためのソフトとして配信されていた。海外ではアニメ配信サイトのCrunchyrollも同様にソフトを配信していたが、いずれもSwitch2では非対応のソフトになった。
これらのソフトは起動しても「対応していません」というメッセージが表示されるだけであり、一部ユーザーからこの非対応に残念がるコメントが残っている。だが、YouTubeに関しては現在も対応を期待する声が根強く残っている。YouTubeのソフトのみ、動作確認状況について「ゲームの進行に支障がある問題を確認しました」という説明になっているからだ。
「Switch2用YouTube」に対する任天堂の回答
昨年6月にはYouTubeの開発チームも、Switch2にまもなく対応する予定だとX(旧Twitter)で明言していた。任天堂とGoogleの双方が、Switch2のYouTubeへの対応を期待させる動きをしており、Xだけでなく海外掲示板のRedditなどでも、ソフトのアップデートに対する声が高まっていた。
この件について任天堂へ問い合わせを行ったが、「あいにく、YouTubeについて、現時点でお伝えできることはございません」との回答があった。冒頭でお伝えしたNintendo Directでもこの件に関する情報は一切盛り込まれておらず、やはり外部から進ちょく状況を聞くことは不可能なようだ。
ところで、Switch用ソフトにはあまり周知されていないメリットがある。無料会員の場合はSwitchでも広告が流れるのだが、その広告の品質が高い傾向にあるのだ。パソコンやスマートフォンなどでは、退職給付金なる実在しない制度、支離滅裂な日本語での投資の案内などが広告として配信されているが、筆者が所有するSwitchでは同じアカウントで動画の視聴を行っていても、これらの広告が一度も流れたことがない。
近年は広告で不快な思いをするどころか、詐欺などの危険な目に遭う人も見かける。単なる利便性だけでなく、このようなリスクも劇的に減らしてくれる「Switch向けYouTube」のアップデートへの期待は、今後も根強く残るかもしれない。
文/池田聖人 内外タイムス編集部
