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安曇野市では、独特の方法で酒米づくりが行われています。その主役は、生後間もない「小さな農家」です。

30アールの水田に次々と入っていくのは、生後間もないアイガモのヒナ48羽。1日が水田デビューです。安曇野市堀金で行われているのは、アイガモを使って酒米を育てる「アイガモ農法」です。市内唯一の酒蔵「EH酒造」が2007年から始め、今年で20年目の取り組みです。

農家 コレット・ハミルトンさん
「カモの糞も肥料になる。それが一番大事なポイント」

アイガモは、雑草や害虫を食べてくれるため、農薬や化学肥料に頼らず、物価高騰の影響も受けにくいなどメリットがありますが、管理の手間がかかります。

この方法で栽培する酒米「ひとごこち」からは、一升瓶換算で約1000本の日本酒ができます。

EH酒造 飯田純一常務
「こういう自然農法が、やる人が手間がかかるので、少なくなってきているんですけれど、そういうものを絶やさないようにやっていきたいなと思っています。アイガモにはしっかりと除草していただいて、暑さに負けないように頑張っていただければと思う」

アイガモは、稲穂が出始める8月上旬をめどに、毎日水田に放されるということです。