外角球を強く引っ張れるためのスイングドリルとは(写真はイメージ)

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外角球も“引っ張り”の勧め…参考にしたいバントの構え

 外角球を逆方向に打とうとして、ファウルになったり力ないフライを打ち上げたりする小中学生は多い。大阪桐蔭高時代に主将を務め、現在は「ミノルマン」の愛称で野球指導者として活躍する廣畑実さんは「外角球も引っ張っちゃいましょう」と提唱。引っ張って強い打球を飛ばすコツを紹介している。

 試合で投手が外角に投げる割合は7〜8割に及ぶと廣畑さんは説明。これをしっかり捉えることが打率や長打力アップに直結する。「僕が小学生の時、外角は『逆方向に流そう』と言われましたが、流していると強く打てるポイントが分からない」と廣畑さん。「強い打球は引っ張った時が多い。アウトコースも、左打者ならライトスタンドに放り込むくらいのスイングをしてください」と力を込める。

 インパクト時のバットの角度が重要になる。逆方向に打とうとすると、バットのヘッドよりもグリップが投手寄りになる。強く引っ張るにはグリップよりもヘッドが前に出ている状態で捉えることが必要で、「そうすると、外角球を強く打つポイントを理解できます。まずは強く引っ張る練習をしてください」と呼びかける。

 そのために大切になるのが“顔の位置”。バントの構えが参考になるという。「バントする時は(顔をバットに)近付けますよね。外角を打つ時も自分の顔をコースに近付けてほしい。バットと目線を近付けるイメージで振ると力強く打てます」。やや背中を丸めることを心掛ける。

「引っ張るポイントを覚えたら、差し込まれても逆方向に強い打球が飛びます」。近年は投手の“高速化”が著しく、高校生でも140キロ超の直球は珍しくなくなった。「外角の速い球を流そうとしてもファウルになってしまう。引っ張ることから始めてみてください」。外角球を打ちこなすコツは早い段階で習得しておきたい。投手の進化に対応する“引っ張り”は、将来の飛躍にも繋がっていくはずだ。(First-Pitch編集部)