これぞ現代の仮面ライダーカード! 変身もパワーアップも…進化し続ける「仮面ライダーシリーズ」カードの歴史

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2026年に誕生55周年を迎えた『仮面ライダー』。昭和、平成、令和と時代をまたいで愛され続けてきました。最新作『仮面ライダーゼッツ』は現在大人気放送中ですが、平成仮面ライダー『仮面ライダーアギト』の展覧会や新作映画の公開、令和仮面ライダー『仮面ライダーガッチャード』の小説刊行など、過去のシリーズに光をあてる企画の熱気も高まっています。

話題に事欠かない現代の仮面ライダーシリーズは、アイテムと切っても切れない関係にあります。たとえば、最新作『仮面ライダーゼッツ』では「カプセム」と呼ばれる、ガチャポン自動販売機のカプセルのような大きさのアイテムがいくつもあり、これをライダーベルトに装槇することによって変身、フォームチェンジ、必殺技などを果たすことができるのです。

そんな歴代シリーズに登場する個性的なアイテムたちを、テレビマガジン編集部がモチーフやエピソードとともに紹介します。

仮面ライダーシリーズのアイテムヒストリー!

こうしたアイテムは、歴代の仮面ライダーでもさまざまなものがあります。たとえば、笛(フエッスル/仮面ライダーキバ)、USBのようなメモリ(ガイアメモリ/仮面ライダーW)、メダル(コアメダル/仮面ライダーオーズ)、スイッチ(アストロスイッチ/仮面ライダーフォーゼ)、指輪(ウィザードリング/仮面ライダーウィザード)など、もとになるモチーフがはっきりしているものもあります。

そうしたタイプのものではほかにも、錠前(ロックシード/仮面ライダー鎧武)、ミニカー(シフトカー/仮面ライダードライブ)、小型ボトル(フルボトル/仮面ライダービルド)、本(ワンダーライドブック/仮面ライダーセイバー)、はんこ(バイスタンプ/仮面ライダーリバイス)などがあります。

その一方で作品独自のアイテムとしては、目のような球(眼魂〈アイコン〉)、基盤のようなゲームアイテム(ライダーガシャット/仮面ライダーエグゼイド)、時計のようなアイテム(ライドウォッチ/仮面ライダージオウ)、カセットテープ形のアイテム(プログライズキー/仮面ライダーゼロワン)、眷属(ゴチゾウ/仮面ライダーガヴ)などがあります。

しかしそんなアイテムの中に、唯一くりかえし現れるモチーフがあります。

仮面ライダーシリーズ最初のアイテムとなった『仮面ライダー龍騎』(2002年)のアドベントカード、トランプを形取った『仮面ライダー剣』(2004年)のラウズカード、仮面ライダーの顔にもバーコードのようなデザインが入っている『仮面ライダーディケイド』(2009年)のライダーカード、そして2枚のカードを読みこませる『仮面ライダーガッチャード』(2023年)のライドケミーカードで使われている「カード」こそ、その唯一のモチーフなのです。

カードモチーフのアイテムの歴史をさぐる!

それではこのアイテムとしてのカードが、どのような変遷を経てきているのかを探ってみましょう。

まず、『仮面ライダー龍騎』のアドベントカードはミラーワールドと呼ばれる異世界に棲むミラーモンスターと契約を交わした証であり、これによってミラーワールドに入ったり、仮面ライダーに変身したり、技を出すことができます。

またカードには数値に加えて解説らしき文章が入っているなど、いわゆるカードゲームのカードの仕様に近いものとなっているのが特徴です。

そして『仮面ライダー剣(ブレイド)』では不死生物・アンデッドを封印するラウズカードが登場します。

そもそも仮面ライダーブレイド、ギャレン、カリス、レンゲルの4人の仮面ライダーの顔のデザインモチーフがトランプのスペード、ダイヤ、ハート、クローバーであることもあって、ラウズカードもトランプがモチーフとなっています。ラウズカードにはスペードなど4つのマークとエース(1)からキング(13)まで、そしてジョーカーなどのカードもそろっているのです。

その5年後、平成仮面ライダーシリーズ10周年記念作品の『仮面ライダーディケイド』ではついに、過去の仮面ライダーやその力を発動させるライダーカードが登場します。

平成仮面ライダーのみならず、昭和の仮面ライダーのカードなども登場し、周年にふさわしくお祭りのようににぎやかなカードになっています。仮面ライダーディケイドの顔にデザインされたバーコードは、もちろんライダーカードにも入っています。

仮面ライダーガッチャードのケミーカードとは?

それから14年後、満を持して現れたカードアイテムが、2026年3月16日に『小説 仮面ライダーガッチャード University』も発売される、『仮面ライダーガッチャード』で登場します。人工生命体ケミーが封じ込められていて、2枚のカードを使うことでガッチャードが変身したりパワーアップしたりできるケミーカードがそれです。

仮面ライダーガッチャードの基本形態は、「ホッパー1(ワン)」というバッタ型モンスターのカードと「スチームライナー」という大型蒸気機関車型モンスターのカードを使って変身するスチームホッパーです。

ケミーによるこうした奇想天外な組み合わせは、ほかにも「バラと救急車」でヒーケスローズ、「蟻とプロレスラー」でアントレスラーなど、想像力を刺激する楽しげなものばかり。しかも2枚のケミーカードの裏面の模様はガッチャードライバーに差し込んだときに、仮面ライダーガッチャードのパワーアップした形態の顔が浮かび上がるという凝りようです。

このように、仮面ライダーのカードアイテムは進化を続け、さらに高みを目指して躍進していくことでしょう。これからどんな新アイテムが登場するのかも楽しみです。

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