2024年7月、ソニーが「大規模言語モデル(LLM)ベースのゲーマー向け生成ポッドキャスト」と題する特許を出願しました。この特許が2026年1月下旬に登録されたことが明らかになっています。

US20260021409 LLM-BASED GENERATIVE PODCASTS FOR GAMERS

https://patentscope2.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=US471594142

Sony patents AI-generated podcasts voiced by characters from its games | VGC

https://www.videogameschronicle.com/news/sony-patents-ai-generated-podcasts-voiced-by-characters-from-its-games/

Sony patents AI-generated podcasts voiced by your favorite video game characters

https://www.polygon.com/sony-ai-generated-podcasts-patent/

特許の中でソニーは「ゲームプラットフォームは現在、ゲーマーにプラットフォーム上で起こっていることについて最新情報を提供するために、独自のターゲットコンテンツを提供する能力に欠けています。コンピューター関連の技術的問題に対する適切な解決策は存在しません」と言及。

この解決策としてソニーが提案しているのが「データに関連するニュースのポッドキャストを生成し、そのポッドキャストをゲームプレイヤーがプレイしているゲームの中に登場するキャラクターの声で伝える」というものです。

ソニーはAI生成ポッドキャストの使用シナリオとして、「ゲームのホーム画面に『パーソナライズされたポッドキャストが本日ご利用いただけます』というメッセージが表示される」というものを挙げています。



このポッドキャストはすべてのユーザー向けに公開される「事前に録音されたポッドキャスト」ではなく、ユーザーがプレイした内容に基づいて各ユーザーに個別に提供されるポッドキャストです。そのため、ユーザーがプレイしたゲームのキャラクターが主役になることも想定しています。

特許では、あるゲームのキャラクターが別のゲームのキャラクターと会話する可能性があることも記述されており、潜在的なクロスオーバーにつながる可能性も示唆されています。



この他、ゲームプレイ、フレンドリスト、イベントなど、さまざまな要素からデータを取得し、ポッドキャストを生成することが想定されています。

他にも特許では、プレイヤーがポッドキャストをカスタマイズして、自分が所有しているゲームに関するニュース、まだ所有していないゲームのおすすめ、フレンドの実績、ゲームで試せる技、ファームウェアやソフトウェアのアップデートなど、特定の情報を含めたり省略したりできるようになると記されています。

また、「場合によっては、音声にゲームプレイヤーを揶揄するジョークが含まれることもある」とのことです。