JRT四国放送

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徳島市のマリンピア沖洲で、船の係留などに使われていた「浮桟橋」が水没したまま、1か月余り放置されています。

かつての海の玄関口の変わり果てた光景、なぜ放置されているのか。

県の対応などを取材しました。

■桟橋が海に…

(記者)
「徳島市のマリンピア沖洲にある3つの浮桟橋」
「そのうちの1つは、ご覧の通り大きく傾き、桟橋のほとんどが海に沈んでしまっています」

水没が見つかったのは9月末のことでした。

沈んだ浮桟橋は、鉄鋼製で全長37メートル。

■1970年代から使用

1970年代から、現在の南海フェリー乗り場で、徳島と阪神方面を結ぶ高速船の発着用に活用されていたものを、沖洲マリンターミナルが開業した1994年に現在の場所へ移設しました。

■「なぜ放置?」県の担当者は

明石大橋の開通に伴い、高速船が廃止されたあとは、県が管理する様々な船の係留場所として利用されていたこの浮桟橋、水没が見つかって1か月余り、なぜ放置されたままなのでしょうか。

施設を管理する、県の担当者に訊きました。

(県港湾政策課・山本直史 課長補佐)
「これまで補修をしながら延命して使ってきた施設ですが、浮体(浮桟橋)に穴が開いて、そこから浸水して沈んだ」

海の底ではどんな様子なのかと聞くと。

(県港湾政策課・山本直史 課長補佐)
「水深が4メートル沈んでいる、桟橋の高さが3メートルほど」
「現状の形状から見ると、海底に着底しているのではないかと考えている」

現在は流されてしまわないよう、4本のいかりで固定しています。

県によりますと、この浮桟橋は、2023年の点検で老朽化が見つかり、2024年から使用禁止となっていました。

県は水没を受け、撤去する方針ですが、なぜ1か月余りも放置されたままなのでしょうか。

■撤去はいつ?

(県港湾政策課・山本直史 課長補佐)
「撤去方法について検討を進めておりまして、今、考えている撤去方法が妥当なのかどうか」
「撤去に入る作業員の安全性が確保できるのかどうかという最終確認を行った後、速やかに撤去して参りたい」
「重機や特殊な大型の機器も必要になってきますので、今の段階で(撤去の時期が)いつというのはなかなか言い難い」

マリンピア沖洲には、水没したもの以外にも2つの浮桟橋があり、現在も船の係留場所として活用されています。

しかし、そのうちの1つは沈んだ浮桟橋と同じ時期から使われていて、かなり老朽化が進んでいるとみられます。

(県港湾政策課・山本直史 課長補佐)
「みなさまに安全に末永く使っていただけるように、適切な点検と維持・補修を行って参りたい」