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夏の全国高校野球は5日に開幕。今年も大分県代表として明豊が出場します。県大会5連覇という偉業を成し遂げたその陰には、スタメンを外れた3年生の支えがありました。

【写真を見る】【高校野球】明豊、控えの3年生が支えた5連覇 背番号2「自分が腐ったら…」全員野球でつかんだ甲子園への切符

背番号2、悔しさもサポート役に

大分大会で明豊は、大分舞鶴との接戦を制し、5年連続の優勝を達成。この1年間、全員でレギュラー争いを続けたチームは、県大会から甲子園に向けてメンバー1人を入れ替え、最後まで熾烈な競争を繰り広げてきました。

岡田晴樹主将:
「試合に出るメンバーだけでなく、チーム全員が自分の役割をわかっていて、試合に入ったときも自分の役割を果たしてくれるので、そういうところが良いチームだと思います」

県大会ではメンバー20人のうち、3人が1年生。中でもキャッチャーの宮元は、5試合中4試合で先発出場。背番号2をつける3年生の辻田拓未は、悔しさをにじませながらもサポート役に徹底し、勝利につなげました。

辻田拓未:
「1年生がどれだけベンチに入っても、3年生は文句ひとつ言わずに応援に徹してくれました。悔しい思いが続いたんですけど、自分が腐ったらチームが良くならないので、チームのために頑張ってきました」

決勝は3年生9人をスタメン起用

背番号2ケタの下級生がスタメンに名を連ねる中、他の3年生も高い意識を持って試合に臨んできました。その姿に精神的な強さを感じた川崎監督は「最後は最上級生の力が必要」と判断し、決勝では3年生9人をスタメンに起用。見事、甲子園への切符をつかみました。

辻田拓未:
「3年生はまったく腐らずにやってくれているので一体感というのは甲子園で大きな力になると思います。まずは1勝を目指して正々堂々とプレーしていきたいと思います」

明豊投手陣は、エース・寺本を中心に県大会5試合で8失点。左の技巧派・大堀羚斗(3年)と右の本格派・大浦崇輔(3年)がエースを支えます。

大堀羚斗:
「大浦も寺本も調子が良くてピッチャー陣は良い感じです。甲子園では良いバッターが多いと思うので、インコースの真っすぐを使って抑えたいです」

大浦崇輔:
「持ち味としてはストレートで押すというところを重視してやってきて、任せられたポジションで全力で投げたいと思います」

全員でのレギュラー争いから甲子園にたどり着いたこの夏。部員92人が支えあう“全員野球”で、3年ぶりの初戦突破を目指します。

岡田晴樹主将:
「甲子園での一番の目標は優勝ですが、まずは一戦一戦を勝ちに行くというのをしっかりしたいと思うし、今まで支えてくださった方々に恩返しができるよう、大分・別府の皆さんに勇気を届けられる試合をしたいと思います」