「【事例から学ぶ】倒産させる経営者がやりがちな危険な経営5選」と題した動画で、黒字社長として知られる市ノ澤翔氏が登場。動画内で市ノ澤氏は、「倒産する会社には明確なパターンが存在する」とし、特に経営者が絶対知っておくべき倒産回避の視点について語った。

市ノ澤氏は、「倒産する会社には大きく5つの特徴がある」と説明。まず1つ目は依存経営で、「売上の100%を1社に頼る下請け会社などは、自分でコントロールできず、商流の変化で一発アウトになる」と述べた。また、フランチャイズ中心の企業も本部依存で危険だと指摘する。

2つ目は運転資金の枯渇だ。市ノ澤氏は「拡大ペースが速すぎる企業ほど運転資金が足りなくなり、いくら売上や利益が伸びていても資金が尽きて倒産する事例がある」と解説した。

3つ目の特徴は、売上だけを盲目的に追い求める経営。市ノ澤氏は、「『売上が一億円上がるなら大丈夫』と身の丈に合わない案件に飛びつく建設会社が、たった一つの大きな案件で巨額の赤字を出して倒産した」という実例を挙げ、「売上額だけで経営の舵取りをしてはいけない」と警鐘を鳴らした。

4つ目は経営者が数字に弱いパターン。ここでは「社長がとにかく節税ばかりをしている会社は本当にヤバい」と強調。市ノ澤氏は、年商30億円超、社員も100人以上いるのに、「社長が数字を見ずに月次管理もしていない」「決算書の表面上の利益だけを見て経営している」ため、資金繰りが火の車状態だった会社の事例を紹介。その危うさについて、「1億円の納税を避けたくて億単位の節税商品にお金を突っ込むが、それで資金繰りが完全に崩壊してしまう。それなら『納税して手元資金を残すのが一番の財務戦略』と財務強者は分かっている」と指摘した。

5つ目は変化に対応できない会社。市ノ澤氏は「時代が変わって事業の見直しが必要なのに、過去の栄光を引きずって動けない会社は生き残れない」と解説。「時代に合わせて会社も進化を続ける意識が不可欠」だと強調した。

動画の後半では「従業員の内部不正などによる“内部崩壊”でも倒産リスクが高まる」と注意を促し、「従業員が不正で数十億円抜き取っていたことで倒産、というケースもある」と実例も挙げた。

最後に市ノ澤氏は、「惑わされるな。数字をちゃんと見ろ」と経営者に呼びかけ。「今日紹介した5パターンのいずれかに当てはまれば、速やかに見直しを」と動画を締めくくった。

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中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。【著書】頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」??お仕事の依頼はこちらfree@libertad.fun